自分自身に「非常事態宣言」
チューリップの美しい吉田公園まで、愛犬のカロ&ネロの散歩に行きました! 例年恒例の『チューリップ祭り』の時期ですが、今年はご多分に洩れず、新型コロナウイルス対策で中止となりました。
それでもかなりの人出でしたが…マスクをして周囲の人や犬とは十分な距離を確保しながら、ゆっくりと見て回りました。
犬たちはうれしそうでしたが…私はやっぱり寂しかったです。
新型コロナウイルスの感染者が117人、死者が2人出たことで『国家非常事態宣言』が発令された妻の母国の中米・コスタリカの首都サンホセ市内の昨日21日(土)の様子です。徹底した戒厳令が、敷かれていることが一目でわかります。
このことに限らず、日本のメディアでは、欧米や東アジアの事件やニュースしか紹介されませんので、参考までに載せてみました。
本日、県東部に在住の年下の友人から、SNSでこんなダイレクトメッセージが届きました。
「私の会社の親会社は〇〇なのですが、患者が出て事業所全体1000名が出勤停止、事業所は閉鎖になってしまいました。
それを聞いて、我々、地方の事業所は更なる規制がかけられようとしています。
自分が罹らなくとも、親や子供が罹れば、自分は出勤停止、自分が罹れば、会社全体に迷惑が掛かる。果てはお客様や社会にまで迷惑が掛かる。
そんな事があるため、怖くて規制を緩めることはできません。
規制を緩める、という政治的な判断なしに、民間人はとてもではありませんが規制を解除する気持ちにはなれません。
爆発的な感染と、患者数の増加は、誰もが他人事ではない。私は自分がいつ感染してもおかしくないと思っています。感染してもただの風邪、風邪で済む人もいるし、風邪をこじらせて亡くなる方もいる。そんな事は理解しているのですが。
自分だけが良い、というわけではありませんが、このような状況で子供達のために立ち上がる気にはとてもなれず、ただじっとしているだけでおります。とても情けないと思っています…」
誰もが罹る可能性のある新しい病気なのですから…不幸にも罹ってしまった人たちを迷惑がったり、後ろ指をさすかのような今の日本の社会は、おかしいと私は感じています。
政治家…というか、責任のある立場の人間は、中止や自粛による損害に対しての一定の補償を約束してから、国民や企業に実行を要請しなければならないのに、日本ではしていません! 日々変化する状況と今後への不安材料を列挙しながら、最終的な決断はそれぞれの主催者や施設に丸投げしています。。それでは、みんな怖くて卒業式もイベントもお祭りも年度総会も実施できません。
この現状を打破するために「何かをしたい!」「何かしなくちゃ!!」と願いつつも、実際にはできることがほとんどできない1地方議員の自分にやっきりしています。。とりあえず、今晩寝ながら考えて、週明けの明日からジタバタと動いてみたいと思っています。たとえ無力でも、それが自分の使命だと思うので…。