概ね10日程度では済まない
本日は、委員会はありませんでしたが…県議会のある県庁本館3階の自室で、極めて重要な地元の2つの案件について、それぞれ担当の部局と話し合いを行いました。
国や県の主管する公共の事業や施策の推進や変更は、大変な時間や予算確保を必要とするので、なかなか一朝一夕には進みませんが…何とかに地域や関係各位の負託や期待に応えるべく、いつも前のめりに説明し、お願いしています。
安倍首相が、一昨日10日に新型コロナウイルス対策として、全国的なスポーツや文化イベントの実施自粛の要請にあたり「今後おおむね10 日間程度の延長」と表明した真相は、やっぱりこれだったのでは? と私は思いました。
20日に、五輪の聖火が日本に着くから…。「それまでに下火になっていてほしい」「19日に自粛要請を解除したい…」という願いだったのです。もし、そうでないのであれば…先に再延長されたプロ野球の開幕やJリーグの再開との整合性をとって「あと2、3週間は必要です。おおむね4月初めまで…」と言うべきでした。
2月末から、ずっと「ここ1、2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際、正念場」と繰り返していたのに突然、判断の目途の単位が「週」から「日」に変わったから不思議でした。
未明には、新型コロナウイルスの世界的な蔓延と株価暴落を受けて米国のトランプ大統領が「東京五輪を1年延期することも、関係者は検討すべきだ」と発言しました。オリンピック・パラリンピックは、本当に開催できるのか?…いよいよ厳しい状況と言わざるをえません。