波のプールと青年の船
ついに、ついに…牧之原市にアジアで初めて建設される本格的なサーフィン用のウエーブプール『静波ウェイブプール(仮称)』の地鎮祭(安全祈願祭)が、静波海岸近くの建設地で開催されました!!
地元の篤志家らが設立した民間企業『Surf Studium Japan株式会社』が建設・運営する、横幅約150m、縦60mの半楕円形のいわば“巨大な波の出るプール”です。
柔らかい入門用の波から1.8mの波高の筒状や、エアリアル(空中)競技用の波までを造ることができる画期的、理想的なウエーブプールで、レジャーとしてのサーフィンから、トップアスリートの集う世界レベルの競技会までが開催可能というスゴい施設です!
全国的にも有名で、年間60万人のサーファーが訪れる牧之原市周辺の海岸線に、天候に左右されず、自然界では実現不可能な安定した波を常時提供する施設ができることで、サーフィンかがさらに身近で愛されるスポーツとなり、地域の沿岸部活性化の起爆剤となることが期待されています。
この話が浮上した4年前には、市議会の『東京五輪サーフィン競技招致を目指す議員連盟』事務局長として、微力ながらも市内外でのPR活動をお手伝いした私にとっても、紆余曲折の末の構想の実現は感慨無量です。
牧之原市は、東京五輪の米国と中国のサーフィンチームの事前合宿地です。これからは、現場周辺の開発への県の許認可の推進はもちろん、全国&全世界への告知、PR活動を先頭に立って邁進する決意を新たにしました。
静岡市内のホテルで開かれた2019年度『世界青年の船事業 静岡県プログラム歓迎式典』に、OBの県議会議員として、御招待いただきました!
内閣府主催の『世界青年の船事業(The Ship For World Youth Program )』は、国際化や多様化の進む現代社会で、リーダーシップを発揮して世界平和と国際社会への貢献のできる親日の青年を育成するために、1989年(平元)から実施されている日本の国策事業です。
選び抜かれた優秀な日本人と外国人のエリート青年(今回は10カ国120人)が約1週間の陸上研修と約1カ月の船上研修で共同生活を行い、さまざまなテーマの講習やディスカッションを通じて、理解と友情を育む素晴らしいプロジェクトです。
1月に横浜港を出港した一行は、ハワイとメキシコを訪問し、このほど無事に帰港。昨日21日から全国5県で3日間、一般家庭でのホームステイを中心とした最後の地方プログラムに臨むわけですが…
なんと、今年は我が静岡県が13年ぶりにホスト県となり、ペルーとフランスの2カ国の代表団計24人を受け入れたことで、本日の歓迎会が開催されました。
私は、何を隠そう31年前に始まったこの世界青年の船の第1回の航海に『スペイン語通訳』の肩書で乗船していたという怪しい過去を持つので…今回、主催者からお誘いを受け、静岡県の全県民364万人を代表して(笑)歓迎と乾杯のご挨拶をさせていただきました!!
昨年の乗船30周年を記念に当時からの仲間が作成してくれた『SWY1 Tシャツ』を着て壇上に立った私は、息子の世代の参加青年たちから『Mr.レジェンド』として羨望と尊敬の眼差しで見つめられ(笑)…今までのどんな場所のどんな挨拶より、うれしく誇らしいスピーチができました!
関係者のみなさん! 本当にありがとうございました!!