九州は東京より近い
静岡県議会建設委員会の九州視察最終日は、北九州市にある国土交通省九州地方整備局の北九州国道事務所にお邪魔しました!
福岡市と筑豊地域を結ぶ国道201号の5つのバイパス区間で、唯一4車線化がされていない『八木山バイパス』(13.3km)の渋滞緩和や時間信頼性向上のため、全体事業費360億円で令和12年までに4車線化し、うち120億円分をNEXCO西日本(西日本高速会社)が「有料道路事業(料金収入)として担当する」という新しい事業の詳細をお聞きしました。
山間地を貫く同区間は、昭和60年の2車線開通後、長くNEXCOが有料(530円)で管理していましたが…5年前の償還完了で国交省の直接管理に移行し、利用者に無料で開放されたという経緯があります。
今回、再びNEXCOの投資で4車線化を早期に実現した上で有料化(普通車275円)するという前代未聞のプロジェクトの経緯や課題、メリットについて丁寧にご解説いただきました。
4車線化により、地域住民の利便性が飛躍的に改善されることから、再有料化に対して「反対の声はなかったです」という担当者の説明を静かに聞きながら…長く進展のない国道150号をはじめとする静岡県各地のバイパス整備や4車線化の実現に、思いを馳せ、決意を新たにしました。
16時に福岡空港をFDAで飛び立ち…わずか2時間後の18時には、静波海岸のスウィングビーチでの牧之原市体育協会の新年会に、静岡空港からタクシーを飛ばして駆けつけることがでしました!
はっきり言って、今や福岡は東京よりも近いのです!富士山静岡空港を擁する我が市の限りない可能性と輝かしい未来を改めて実感しました!
記者時代にも、国内外の大都市の空港を結んで、似たような短時間長距離移動を繰り返していましたが…今はこうして、生まれ故郷の地元でも、ちょっと信じられない超タイトなスケジュールをこなすことができるようになったことを、とてもうれしく思います。
体協の会は1時間で失礼し、その後には…静波区役員、そして牧之原市商工会青年部の新年会にも伺いました。