建設委員会九州視察2日目
静岡県議会建設委員会の県外視察2日目の午前中は、熊本県八代市に今年4月にオープンする国際クルーズ船の一大拠点『くまモンポート八代』の建設現場を視察しました。
朝、熊本市から八代市に向かう我々の貸切バスが、5年前に市交通局が3億1900万円を掛けて1両だけ導入した豪華で有名な路面電車『COCORO』と遭遇し、しばらく並走するという奇跡的な出来事があり、かなり興奮しました!(笑)
八代港は、静岡県の清水港と同様に、2017年に国の『国際旅客拠点形成港湾』の指定を受け、国が直轄事業として世界最大の22万トン級(6000人搭乗!)のクルーズ客船が365日停泊可能な410mの専用岸壁を整備。。
熊本県は、大型バス150台、タクシー・乗用車120台収容の大駐車場やクルーズ船とターミナルをつなぐ屋根付き通路などを整備しています。
そして、米国の国際クルーズ業者が総額30億円をかけて、延床面積3500㎡の旅客ターミナルや、日本でや竹林の道、くまモンパーク、多目的広場等、面積2.7haもの『おもてなしゾーン』を建設中です!
三者の連携で、急ピッチで整備が進む現場をじっくりと視察させていただき、大変参考になりました。清水港に続き、御前崎港の改修・整備を望む地域の声に、この先どう応えていくか? とても参考になりました!
バスの車中で、熊本県土木部作成の『平成28年熊本地震』の復旧・復興に向けた取り組みの資料を熟読しながら…1時間半かけて、午後は福岡県朝倉市までやってきました!
3年前の7月に発生した『九州北部豪雨』で壊滅的な被害を受けた同市を流れる筑後川支流・赤谷川流域の砂防堰建設や河道改修等、国土交通省が5年総額1670億円の直轄事業として実施している『緊急治水対策プロジェクト』の概要を伺った後、2カ所の工事現場をじっくりと視察しました。
連日、朝から晩まで本当に密度の濃い視察研修で、頭も体もクタクタですが…満足感は、いっぱいです!