大澤寺の除夕の鐘
牧之原市波津区の有名な浄土真宗大谷派の大澤寺(だいたくじ)まで、大晦日恒例の『除夕(じょせき)の鐘』を突きに、息子たちと伺いました!
著名な江戸幕府老中で、遠州相良藩主田沼意次侯ゆかりのこの名刹は、約10年前、いったん除夜の鐘を止めました。大晦日の夜に鐘を突いていると「いつまでやってんだ!」と電話を受けたことなどを機に先代の住職が苦渋の決断を断行したのです。
しかし、現住職の今井一光さんが「先人の思いが詰まった鐘を放置できない」と2014年に、開始時刻を午後2時に『除夕の鐘』として前倒しして再開。4年前からは、さらに正午からに早めて実施しているのです。
その経緯と時代を象徴する話題性が評判となり、テレビや新聞、週刊誌で大々的に取り上げられて何度も全国ニュースとなり…今では、地元で一番参拝客が集まる超有名寺になりました。
普通の除夜の鐘は、煩悩の数の108つですが…ここは何でもありの自由な雰囲気が漂っています。何しろ開始から1時間後に着いた我々の整理番号は『240』!(笑)
境内の出店で、美味しいお酒やおでん、焼き鳥に焼き芋、どて焼をいただきながら、順番を待って、鐘を突かせていただきました!
最終的には400人近くが、明るい大晦日のうちに、老若男女みんなで新しい年を迎える喜びを分かち合いました!
夕方からは、ユージに運転手を頼んで…御招待いただいた吉田町の住吉神社に伺いました!
激動した行く年を送り、新しい年を迎えるための『大祓式』と『除夜祭』に、神妙な気持ちで参列させていただきました!
大晦日
息子帰りて
餅を切る