県議会の特別委員会
本日は、静岡県議会の第3委員会室で開催された『子ども健全育成推進特別委員会』を委員会モニター室で、傍聴しました。
全県をカバーする生活困窮者・世帯や貧困児童の支援・救済事業で活躍している友人で特定非営利活動法人POPOLO事務局長の鈴木和樹さんのお話を大変興味深く拝聴しました。
さまざまな家庭の事情や情報不足、本人の無自覚や不安、羞恥心等で、自ら行政や支援団体に相談や申告に行けない、行かない潜在的困窮者やその子どもたちをいかに見つけ出し、積極的に救済していくか? どうやってそのための仕組みやノウハウを整え、行政が食料や財政支援を行なっていくべきなのか?
とても参考になったと同時に、県民の代表である県議会議員として大きな宿題を与えられた気がします。
実は第5委員会室でも、私がライフワークとして毎日向き合っている「外国人との共生」(笑)をテーマとする『多文化共生推進特別委員会』が開催され、先進自治体の浜松市の事例が報告されていて…モニターの音声チャンネルを替えれば、同時視聴が可能なのですが…それは無理でした!(笑)
ちなみに県議会の特別委員会には、会派のない無所属議員は加われないルールなので…どんなに興味や関心があっても、委員会の先生方と一緒に質問したり、政策立案の協議には加われないことが残念です。
さっき帰宅して、NHKをつけたら、昭和を代表する作曲家・古関裕而氏(1909-1989)が、今年の野球殿堂の〝特別表彰〟の候補に挙げられているというニュースが流れていました。
夏の甲子園のテーマ曲「栄冠は君に輝く」をはじめ、読売巨人軍の応援歌「闘魂込めて」…ライバル阪神タイガースの「六甲おろし」。そして野球中継の始まる時に流れる「NHKのスポーツ中継のオープニングテーマ曲」まで作曲されているのですから、さもありなんという感じです。選ばれるのは、大賛成です!
それにしても、来春のNHKの朝ドラのモデルにもなった古関氏は、生涯に5000曲も作曲されたとてつもなく偉大な作曲家なんですね。そんな方が、我が母校の牧之原市立川崎小学校ー同榛原中学校の校歌…さらには早稲田大学の有名な応援歌「紺碧の空」を作曲されていることに不思議な縁とこの上ない喜びを感じます。(勝間田小学校の校歌も古関氏の作曲です)
こんなすごい方が、どうしてこんな田舎の小さな公立校の校歌を作曲してくださったのか!? 郷土の誇り、不世出の作詞家・藤田まさと先生(1908ー1982)のおかげにほかなりません!!
藤田先生は、少年時代には野球に打ち込み、中国・大連商時代には甲子園に出場しています。親友で名コンビだった古関先生と「セットで野球殿堂入り」なんてことにはならないものでしょうか??