どいつもこいつも
牧之原市静波地区老人クラブ連合会の『平成30年度芸能発表会』に伺いました!
激動の昭和と平成をたくましく生き抜き、この地域の文化や経済を支えてきてくださった人生の大先輩方の歌や演芸に魅せられて、時のたつのも忘れました。
みなさん、ちょうど私の両親の世代です。。満員の会場のあちこちに同級生のお父さん、お母さんたちの姿もありました。いろんな励ましやエールをいただきました。。ふと、5年半前に69歳で亡くなった母、2年ちょっと前に77歳で亡くなった父のことが脳裏に浮び、胸がいっぱいになりました。
病に倒れるまで、古稀を過ぎてもずっと現役を貫いた父でしたが…もっとずっと以前から、不肖の息子の私がしっかりしていたなら…「今は、元気に余生を楽しんでいたかもしれないなあ…」「きっとこの舞台で、得意のハーモニカを披露していただろうなあ…」と悔やまれて、悔しくて…書いている今でも、涙があふれてきます。
いろんなことで頭がいっぱいになり、半ば放心状態で郵便物を取りに自宅に戻ったら…その父宛に、マレーシアから〝極秘親展〟なる変な国際郵便が届いていました。
「何ごとか?」と驚いて、開封すると…高齢者向けの怪しい強壮スプレーのダイレクトメールでした。。今まで一度として、こんな類の広告や宣伝が郵送されてきたことはありません!! 各界で活躍していた60~70代の高齢者の方々の古い名簿が、どこからか流出したのでしょう。。激しい怒りを覚えます。
どんな立場の公人だったとしても、鬼籍に入って何年もたった今…遺族にとって大切な名前を軽々しく使って、商売や自己保身・正当化のために利用しないでいただきたい。
故人の遺志は…亡くなるまでの2年間、いつも一緒に語り合った実の息子の私が引き継ぎます。
父への恩には、必ず私が報います。