
榛原総合運動公園ぐりんぱるで、昨日12日から明日14日まで開催中の『第15回 NEW!!わかふじ 高校女子ソフトボール研修大会』を視察に行ってきました。
これは、2003年の静岡国体を機に始まった高校女子ソフトボールの交流合宿で、県内はもとより関東から東海・北陸地方までの有力24校が一堂に会する大交流会です。連日、6面のダイヤモンドをフルに使った超高校級の練習試合の全景は壮観です。
全国規模の大会を開催したり、プロや実業団のスポーツの公式戦を開催できるスタンドや観客席付きの競技場や体育館の存在しない牧之原市で、市外からこれだけ多くのトップアスリートが集結するスポーツイベントは、ソフトボール以外にありません。
年間を通じ、温暖な気候と日本最高レベルの日照率を誇る牧之原市ですが…春から夏の観光シーズンではない真冬に、県外の17校が市内の民宿やペンションに宿泊してくださっているそうです。牧之原市ソフトボール協会、牧之原市観光協会など関係各位の長年にわたるご努力、ご尽力に、心から敬意を表します。
約500人もの女子高生や保護者、関係者のみなさんに心地よいインパクトを与える〝おもてなし〟や温かいサービス。。そして、いつか再び懐かしさとともに、この地を訪れてもらえるような…行政の積極的な広報や援助が不可欠だと痛感しました。
ぐりんぱるは水はけもよく、練習試合の会場としては申し分ない環境ですが…この規模の大会を実施するには駐車場が足りません!! 例年グラウンドまでの坂道の1車線を路上駐車場として使用していますが、今回は初めてグラウンドの一角を駐車スペースとして開放していました。
幸い市では、来年春に開催が内定した全国大会に向けて、会場周辺に新たな駐車場を整備する計画が進んでいるそうですので、早く正式に決定し、建設が始まってほしいと思います。長年言い続けていることですが…スポーツを通じての交流人口の拡大やまちおこしには、来場者のための最低限のインフラ整備は絶対に必要です。

牧之原市はこのほど「牧之原市総合観光センター」の指定管理者を担ってきた市観光協会の指定を取り消すことを決めました。牧之原市の観光振興の〝総司令部〟であるセンターの運営は、新年度から市の直営となるそうです。