街を歩いて教えられること
持つべきものは…素晴らしい情報や知識を与えてくださる「人生の先輩であり、友人であり、支援者のみなさまである!」ということを今さらながら実感して、感謝している毎日です。
今日の午後「けんじさん! 今は、どの辺りを歩いているんですか? 今から来れますか? 写真を撮って!」というNさんからの電話に、おっとり刀で駆けつけると…な、なんだ! これは??
5年前、Nさんのご主人が鉢から出して庭先に植え替えたという植物が分裂して、そのうちの1株の真ん中から、秋にニョキニョキと幹のようなものが3m以上も伸びてきて、つぼみ(花弁?)らしきものもいっぱい実っています。
Nさん:「こんなの初めて! で、これはいったい何なの?」
私:「竜舌蘭(リュウゼツラン)の一種ですかねぇ? テキーラが作れそうだな?! ちょっと調べてみます」
という会話の後…自分のFacebookページに、写真とともに「どなたか詳しい人、お教えくださいませ!」と問い掛けたところ、たくさんの友人たちから衝撃的なコメントが、届くこと届くこと…
H君:「 庭屋さんに聞いてみたところ、リュウゼツランでは、とのことです!」
Mさん:「それ!リュウゼツランですよ!40~60年に1度しか花咲かせないんです! うちの近所にも7、8年前に咲いて、木みたいになって枯れました。ちなみにもっともっと伸びます」
私:「そんなに珍しい縁起物だったんですね? まだ鉢から出して5年しかたってないのに…「40~60年に1度」って! つまり、やっぱりオレってついてる?」
Mさん:「もちろん!ノリノリですよ!(笑)」
Bさん:「やはり、静岡! 暖かいんですね! 多肉植物、サボテンで町興しできますよ!」
そして、ついには、こんなネット情報まで…
Sさん:「こんな記事ありましたよ~。⇒こちら!! ニュースになっちゃうランクのお話なんですね!花が咲いたら写真載せてくださ~い!」
とても興奮し、満足できた出来事でした。
一方で、深く考えさせられる出来事もあります。。
先日、父と同級生だった地域の先輩にご挨拶に伺った時、1冊の新刊の文庫本を手渡されました。「けんじ君には、ぜひともこの本をよく読んでもらって、これからこの地域を守る政治家として、しっかりとした自分の考えと信念を持ってほしいんだ」と諭されました。
10月に幻冬舎新書から発刊されたばかりの「日本が売られる」(堤未果著=税別860円)という今話題のノンフィクションのビジネス・経済リポートでした。。
幻冬舎のHPでの書籍紹介によると…
「水と安全はタダ同然、医療と介護は世界トップ。そんな日本に今、とんでもない魔の手が伸びているのを知っているだろうか? 法律が次々と変えられ、米国や中国、EUなどのハゲタカどもが、我々の資産を買いあさっている。水や米、海や森や農地、国民皆保険に公教育に食の安全に個人情報など、日本が誇る貴重な資産に値札がつけられ、叩き売りされているのだ。マスコミが報道しない衝撃の舞台裏と反撃の戦略を、気鋭の国際ジャーナリストが、緻密な現場取材と膨大な資料をもとに暴き出す! 」
という、とても衝撃的な本でした。。
おりしも本日10日は、10月に召集された臨時国会の最終日。。今国会では、最大の焦点となっていた外国人材の受け入れを拡大するための「改正出入国管理法」、水道事業に民間の参入を促す「改正水道法」、約70年ぶりに漁業制度を見直す「水産改革関連法」など、政府提出の13の法律すべてが成立と……本に書かれている通りの手順と法改正が実現されていました。
私は生涯『保守本流』を貫いた生粋の自民党県連元幹事長の息子で、牧之原市榛原支部の青年局長ですが…今の国政の独善的、近視眼的で…地方の切り捨てにつながりかねない拙速な判断と政局運営には、大きな懸念と不安を抱いています。