東宏乃さんを偲ぶ会
今日は10月4日に亡くなった『東宏乃さんを偲ぶ会』でした。
国際・環境・教育分野の共育ファシリテーターで、静岡県立大の「<ふじのくに>みらい共育センター牧之原サテライト」地域連携コーディネーター(COC)の東さんは、2015年4月から大学のない牧之原市に移り住み、県立大の教育専門職として地域との協働をコーディネートし、学生のコミュニティーワーク力を育む活動を続けれていました。
また、少子高齢化と過疎化の進む典型的な地方都市である牧之原の隅々を歩き、地域住民とふれあい、語り合い、牧之原市の自然と文化を愛し…この田舎町から『みんなの〝居場所〟を考える活動』や県立大の教職員4人でまとめた『地域で社会活動を始めるための〝8つのレシピ〟~牧之原市の市民から学んだこと』という小冊子作成の中心として活躍されていました。
この牧之原を愛し、いろんな業界や職種の人たちを繋げ、覚醒させ、鼓舞してくださった東さんの素晴らしい功績や温かい人柄、そしてたぐいまれな人脈を再認識できる素敵な追悼会でした。さまざまな演芸や思い出話、ご専門のワークショップも行われた3時間もの追悼式には、途中で帰られた方も含め、市内外から総勢91人もの来場者がありました!!
東さん、ありがとうございました! 天国でもバリバリ活躍してください!
東宏乃(あずま・ひろの) ~公式ホームページより~
1959年(昭34)長野県飯田市生まれ、東京都武蔵野市で育つ。
筑波大学大学院環境科学研究科にて生態人類学を修め、その後、国際協力NGOの専門員としてカンボジアの農村開発に従事する。帰国後は、共育ファシリテーターとして、東京や横浜・鎌倉の小・中学校・大学で、開発教育系のワークショップのゲスト講師や、東京・町田市公民館の講座講師を長年務める。2009年3月には、ワークショップの実践を、横浜国立大学大学院教育学研究科の修士論文「状況参加型学習の教育人間学的研究」にまとめ、教育学の修士号を取得。天性のフィールドワーカーであり、ワークショップデザイナーの一面も持つ。
修士(学術・教育学)
(特活)シャプラニール=市民による海外協力の会
(元・評議員、元・地域連絡会むさしの代表)
静岡県立大学
<ふじのくに>みらい共育センター 地域連携コーディネーター(牧之原サテライト)
共育ファシリテーター/(認定)ワークショップデザイナー