巨大台風の爪痕
「非常に強い」台風襲来から一夜明け、台風一過の晴天が広がり、10月なのに気温も30度を超え「平成最後の真夏日」となった1日でしたが…やはり地上は大変なことになっていました!
今回の台風24号は、別名「チャーミー」というそうです。てっきり英語の「Charmy(かわいらしい)」だと思って…「名前は可愛いのにえげつないなー!」と思っていたら…このチャーミーは、ベトナム語で「バラ科の花」のことだそうです。「綺麗なバラには棘がある」ということでしょうか?? しかも、このチャーミーはローマ字で表記表記すると「Trami」ですって!(笑) 「トラミ(虎美?)ちゃん」なら納得です。
我が家の庭の出入口には、ご近所から飛んできたプラスチックのトタン板と軒樋が落ちていました。近くのビニールハウスは崩れ落ち、各所の交差点では信号は消え、喫茶店の看板はなくなり、川と浜には荒波とゴミが押し寄せていました。最大で市内の6割の地域で停電が発生し、市民の日常生活に多大な影響を与えました。給食センターも長時間の停電でおかずが作れず、本日はご飯と牛乳と佃煮程度の非常食になったそうです。現在も停電が復旧していない地区が残っています。
約1100年の歴史を誇る服織田神社では、築100年という手水舎が、崩壊してしまいました! 樹齢400年の御神木は、さすがにしっかり鎮座していましたが…幹の周囲には直径30cm、長さ5mぐらいの巨大な枝が、何本も折れて転がっていました。根本から倒れてしまった木もありました。150号線沿いの商店やレストランの大看板は傾いたり、お店や車に覆いかぶさったりしていました。
従来の予測を超える規模と回数で、さまざまな天災がやってくるようになった現代、国や県、市や町内、そして各家庭の防災対策の抜本的見直しが急務と言えそうです。今の私にはできることは少ないですが…今回も、この先海岸に漂着ゴミが大量に残るようなら…初心に帰って、また清掃ボランティアをしたいと思います。