25年ぶりの1日を堪能
『25年ぶりの6時間』に立ち会えた僥倖!
坂部区の名刹『真言宗修験院・清水堂』の夏祭りに伺いました。昨年も来ましたが、今年のにぎわいは特別でした!!
この古寺には、第15代聖武天皇の御代(701~756)に著名な高僧・行基菩薩が諸国巡業の折に、京都・清水寺の千手観音を彫らせた匠の手によるという秘蔵の『千手観世音菩薩像』が奉納されています。
そして、その〝門外不出の秘佛〟の厨子のご開扉は…なんと25年に1度!! そして、それが今日の9時から15時までのたった6時間だったのです!!
ひっきりなしに訪れる参拝者は、責任者の許可を得て25年前にはなかった携帯やスマホのカメラでパシャパシャと写真を撮りまくっていました。
私も「撮った写真をブログやSNSにアップしてもよいですか?」と恐縮しながら聞いてみると…「25年ぶりだで、ええよー! 見たいけえが来れん衆に見せてやってや!」と言ってくださったので、堂々と投稿、掲載しました。
確かに私には、25年後にまたここでこの仏像を見られる自信は全くありません! まず間違いなく無理でしょう。それほど貴重でありがたい体験をさせていただきました。
商工会坂部支部のみなさんによる焼きそばやかき氷などの様々な出店やステージも素晴らしく、私は6時間の御開帳時間のほとんどを清水堂の境内で楽しい過ごすことができました!
知りませんでした! 牧之原市の夏を彩る花火大会は…今年は6つもありました!!
長年にわたり、3年に1度開催されているという坂部の花火大会を初めてこのめで観ました!! こじんまりしているけど、次々と田んぼの中から打ち上がる坂部のみなさんによる手作りのステキな花火大会でした!
ここで疑問が1つ。花火大会が『3年に1度』では、昼間の『25年に1度の千手観音像の御開帳』とは『75年に1度』しか、重ならないのではないでしょうか??
となると…本日はますます貴重で、ありがたい1日だった気がして、うれしくてたまらなくなりました。
美味しいお酒も飲めました。坂部バンザイ!!