よみがえる大壁画
よみがえれ! 田沼時代の江戸絵巻!
相良港内の防潮堤に描かれている遠州相良藩主で、江戸時代中期の幕府老中・田沼意次侯の治世当時の世情を表す壁画の修復作業が本日8日、本格的に始まりました!
市内で広告会社を営むKさんが、1994年に当時の相良町から依頼され、約70mの大壁画を製作。しかし、長年の風雨で、壁画はすっかり色褪せ、ところどころ剥げ落ちてしまっています。
そこで、このほど来年の田沼侯の「生誕300年記念事業」の一環として、Kさんは塗料費の実費だけで、24年前のご自身の大作を修復してくださることになりました。
Kさんは、相良高校美術部の生徒さんたちの協力も仰ぎながら、この先1年かけてすべての壁画を塗り直すそうです。「昔の自分の絵を自分で直せるのは光栄だね。今日みたいな暑くない日、空いた時間に、自分のペースで取り組みますよ」と笑顔で決意を語ってくださいました。
これは間違いなく、牧之原市の新しい観光名所になりますね!! Kさんと関係各位に、心から感謝いたします。
直撃が心配されていた台風13号は、伊豆諸島の沖合で右にカーブして関東・東北方面に向かっていきました。おかげで今朝も、少し涼しい風の吹く好天に恵まれ、海岸清掃がはかどりました!!