市の観光活性化には?
昨秋10月の市議会改選後初の『議会報告会』に、市史料館に伺いました。。ここ数年は、市内6カ所の会場で開催されてきましたが、今回は「改選から半年で、新しい顔ぶれでの調査、研究がまだ進んでいない」という理由で、今回は榛原地区と相良地区それぞれ1回ずつの開催でした。ただし、この秋には従来通り、他の地域でも開催される予定だそうです。
内容は、興味深い報告やテーマばかりでした。市議会議員のみなさまには、今夜市民から百出した切実で、辛辣で、率直な御意見、ご質問を真摯に受け止めて議論を深め、地方自治の二元代表制の一翼を担う開かれた、責任のある議会の改革のために粉骨砕身で取り組んでいただきたいと願っています。
『市民と議員による意見交換』という時間に『牧之原市の観光を活性化するにはどうすればよいか?』という議会側からの問いかけがありました。。私の考えや提案は連日、この場において問わず語りで書き続けています。議員のみなさんも私と同様の危機感や焦燥感を持っていてくださっていることをうれしく、頼もしく感じました。
私にとっての牧之原市の観光活性化策は…すなわち『牧之原グリーンティー・カップ(MGTC)』の理念の普及、イベントの定着と発展なワケですが(笑)…知られざる史跡や名勝をどんどん市外や日本中に紹介していくことと並行して、新しい観光名所を「創ってしまう!!」ということも大事なことだと思います。。楽しくて面白い所、興味深い場所は、いくらあってもいいわけですからね! たとえば昨日、MGTCのホームページでご紹介したこんな神話です。。
……………………………………………
<授かり石>…2017年(平29)1月21日、勝間田区に新しい神話(都市…田舎伝説!?)が誕生しました。
その数週間前、山間の土砂採取場の土の中から、直径約1m、重量なんと1200kg!! の謎の丸い巨石が「忽然と現れた」(発見者談)のです。中米コスタリカで同様に地中からボコボコと産出される石球(Stone spheres of Costa Rica)よりは小ぶりですが…牧之原市の有名な〝遠州七不思議〟である西萩間の『子生れ石』たちよりずっと大きいかったのです!
あまりの見事さに、感激した方々が、重機で吊り上げてトラックに載せ、勝田にある小さな『富士浅間神社』の境内に運び、宮司の祝詞とともに丁重にお祀りしたというわけです。
巨石は、発起人代表の鈴木克哉さんによって、その場で『授かり石』と命名され…「この石を触ると、子供を授かりやすくなります」というご利益が付与されました。ただし、まだは実証されていません!(笑)
庭石の専門家でもある鈴木さんによると、この石は「ノジュールの可能性が高いですね。この辺でも何十年1度、見つかることがあるみたいです」とのことです。ノジュール(nodule)とは「団塊」の意味。。「貝の化石や砂などを核として海中や土中の石灰質が、何百万年、何千万年(何億年?)もの時間をかけて濃集され、凝固したものの総称」なのだそうです。そして「周囲の岩より固く、球状になる場合が多い」んだそうです。 地質学的には、子生れ石と同じ原理で、自然が作り上げたセメントのような石だそうです。
こうして21世紀の平成の終わりに「子宝を願う人々」を救うために生まれた「知られざる最新の神話」の舞台・静岡県牧之原市にお越しください! そして、ご自身でこの大石を抱きしめて…子宝に限らず(笑) 誰よりも先に、大切な〝何か〟を授かってください!