ドルジとケンジ
第68代の横綱で、現在は『モンゴル国大統領日本担当外交特使』を務められている朝青龍(本名:ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ=愛称ドルジ)さんと10年ぶりぐらいに再会しました。
静岡県内の相撲界、格闘技界に絶大な影響力をお持ちの元取材相手の大親友のK会長から、富士宮市で極秘裏に開催された『囲む会』にご招待いただいたのです。「大会場での立席パーティーかな?」と思ってたら、とんでもない! 会場はK会長の心酔する主催者のF氏の経営する道の駅で招待客はたった100人ぐらい。しかも、私の席の隣がK会長、その隣が富士宮市の須藤市長、その隣が朝青龍さんだったのでビビりました!(笑)
私はスポーツ紙の新米記者だったころに、若貴と曙で盛り上がっていた大相撲を少し取材しただけで、正式な相撲担当だったことはありませんでした。なので、朝青龍さんとさまざまな交流、時には激しいバトルもあった歴戦の先輩、後輩記者たちとは違い(笑)…朝青龍さんは、とても丁寧に、親切に接してくださいました。
新日本プロレス担当時代に仲良くさせていただいたお兄さんのブルーウルフ(本名:セルジブデ)さんの近況を尋ねると「おー!兄貴は、モンゴルで偉くなったよ。横浜ゴムの独占代理店の専務になってバリバリ活躍しています」と教えてくれました。。えっ!? あなたはこの話は興味ないですか??(笑) 平年寄りに降格した貴乃花親方や7場所連続休場の稀勢の里についてのコメントはありません。。もう記者じゃないので、機嫌を損ねるのを覚悟で質問することは、怖いので止めました!(笑)
記者時代、議員時代から旧知の著名人との2ショット撮影は、厳に自分に戒めてきましたが…今回は、6月10日(日)開幕の『牧之原グリーンティー・カップ2018』の宣伝とPRも兼ねているので、一緒に撮らせていただきました!! 今はモンゴルで実業家、銀行家、レスリング協会会長などの何十個もの肩書を持つ超多忙な朝青龍さんは今回は、昨日来日したばかりだそうですが、もう明日には帰国するそうです。「忙しすぎて、体重が現役時代より10㌔も増えちゃったよ!!」と茶目っ気たっぷりに話してくれました。。
さすがの私でも「ノーギャラで来月、牧之原に来てください!」とは言い出せませんでしたが(笑)…事情を話して見事、大会の賞品用に特製の日本酒〝朝青龍〟を2本、ゲットしました!! もちろんサイン入りです!!
それにしても、私のこういう〝華麗な人脈〟も、こちらにも相応の立場や肩書がないと…単なる「有名人好きな追っかけオジサン」になってしまって(笑)…まさに宝の持ち腐れです。すぐ近くで朝青龍さんに、いろんな市の行事への参加をお願いをしている富士宮市長を見ながら、残念に思いました。
囲む会の途中で朝青龍さんは中抜けして、会場近くの浅間大社で行われた式典に車で向かいました。。車なので飲めない私にもまだ〝記者魂〟は残っていて(笑) 慌てて1人、走って後を追いました。。結構、距離があって息が上がりました。
そのイベントは…『静岡デスティネーションキャンペーン プレキャンペーン富士山世界遺産センター及び富士山本宮浅間大社、特別天然記念物湧玉池ライトアップの競演点灯式』という正式名称でした。。なんだかわかるようで、よくわからないカタカナ混じりの長ーい名前ですよね!!
司会者や来賓の説明によれば…デスティネーションキャンペーンとは「地方自治体、地元関係者等とJRグループ6社(北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州)及び旅行会社が協力し、開催期間の3カ月間に重点的かつ集中的な広告宣伝やプロモーション活動などを実施することで、全国から観光誘客を図り、地域を活性化させることを目的として実施する国内最大級の観光キャンペーン」だそうです。これも長い!!
そしてこの静岡デスティネーションキャンペーンは…「2019年4~6月の本番と、その前年のプレキャンペーン(2018年4~6月)と後年のアフターキャンペーン(2020年4月~6月)を加えた3カ年をキャンペーン期間としてプロモーション活動を実施する」そうです。
お分かりでしょうか? 今晩は、その中の「プレキャンペーン」で、浅間大社の湧玉池の「社殿の夜間参拝用のライトの点灯式」だったのでした。。
よくわかりました! でも、日本語って漢字や外来語が自由に加えられてとても便利ですけど…命名にはやっぱりセンスが必要ですよね??
と