デビュー戦に負けた世界王者
元横浜市民の私ですが、住んでいたのは港北区日吉。。遠く離れた港南区上大岡には「縁がないなあ~!」と思っていたら…さにあらず! 昼休みに、今回の仕事場から40㍍の至近距離に見つけましたよ!
「とんかつ美とん さくらい」
ここは、私が某スポーツ紙バトル担当時代に大変お世話になった元WBA世界ミニマム級王者星野敬太郎さん(48)が、かつて料理長を務めていた有名店です!!
昨日のWBC フライ級前王者比嘉大吾選手(22)の体重超過(→失格)を見るまでもなく、一般的に減量に苦しむプロボクサーが、食欲をそそる料理店で働くことなどというのは、本当に大変です。それだけで星野さんの精神力の強さがわかります。
日本の歴代世界王者で唯一「デビュー戦に負けて世界チャンピオンになった男」である星野さんは、何度も「引退宣言」と「現役復帰」を繰り返しながらも…その都度、不屈の闘志で成長しながら再起して、31歳で巡ってきた世界初挑戦で見事、王座に就いた大器晩成の苦労人。。「ここぞという場面でいつも勝負弱い」私には、昔も今も憧れのスターです!(笑)
世界王者になってからも料理長を続けて「トンカツボクサー」の愛称で、ファンや地域のみなさんに親しまれていた人気者が命名した『チャンピオン丼』は、今もお店の看板メニューとして、君臨していました。。
「どんな丼か?」って? それは、みなさんご自身で、お確かめください!(笑)