コスタリカの大石さん
コスタリカのスーパースターのサーフィン王者カルロス・ムニョスさん(25)と知り合えた今回のハコビーチ遠征のお膳立てをしてくださったのが、この地にお住まいの大石純也さん(43)です!!
議員時代から大変お世話になっている吉田町在住のサーフィン連盟の国際専門委員長の吉永修さん(59)のご紹介で連絡を取らせていただいた時は、よくある同姓だけに御近所出身の方かと思っていたのですが…違いました。
「僕は大阪生まれですよ。僕は吉永さんから『君と同じで奥さんがコスタリカ人の大石さんがそっちに行くから』と言われて驚きました。奇遇ですよね?」。
この大石さんは、私など足元に及ばないほどダイナミックで国際的な半生を送っている凄い人でした!!
大学教授だったお父様の影響で、英国や米国で幼少期を過ごし、京都外語大時代はバチバチのフルコンタクト空手の内田塾で『金髪の狼』の異名を持つ猛者として活躍する一方、格闘家の角田信朗氏の相手役として映画にも出演。
大学卒業後は単身、米国に渡り、大学院で建築デザインを学びながらハリウッドのエキストラのアルバイトを始めると…語学力と格闘技の実力が認められて「武術指導員」や「武器、武具係」として働くようになっただけでなく、俳優としても渡辺謙主演の『ラストサムライ』では小隊を率いる隊長役として、ラストシーンにセリフ付きでばっちり登場しているそうです。
大学院の同級生だったコスタリカ人のダイアナさんに付いて初めて行ったコスタリカで、いつでもサーフィンのできる素晴らしい海と大都会の雑踏から隔絶された大自然に魅了されて移住を決意。今は、ハコ郊外の高台に住み、夫婦で欧米のセレブの別荘やホテルの設計士、建築デザイナーとして大活躍されています。
ロサンゼルスで始めたサーフィンが縁で、この地を訪れた日本のトップ選手や連盟関係者とも親交を深め、今では東京五輪に向けた日本代表の海外遠征のコーディネーター兼英語、西語通訳として全世界に帯同されています。
ずらずらと取材した経歴だけを書いてしまいましたが(笑)…こんな人生を歩んできた方との会話が、盛り上がらないはずもなく(笑) 本当に、本当に楽しく、幸せな2日間を過ごさせていただきました!!
この先、コスタリカをこよなく愛する『二人の大石』が力を合わせ、オリンピックを筆頭に、この国と日本との親善交流の活発化のために頑張っていきましょうということで、意見が一致しました!!
ハコから南東に70㌔のマヌエル・アントニオ国立公園に、家族3人で行ってきました!! 大昔に近くまで来ましたが、広大な公園の中に入るのは今回が初めてでした。。うっとりするほど美しい景色、珍しい鳥やトカゲ、イグアナ、アライグマ、ナマケモノ、シカ…野生動物との接近遭遇の連続に息子たちと一緒に感激しました。