スーパースターを牧之原に!
〈『Makinohara 2020』のポロシャツを手に笑顔のムニョスさん。右端はチャベス会長〉
サーフィンの世界チャンピオンが、MAKINOHARAにやってくる!?
コスタリカの「サーフィンの聖地」ハコビーチで、素晴らしい出会いがありました!
2016年にサーフィン世界選手権を初制覇したコスタリカの絶対王者で、国民的英雄のカルロス・ムニョスさん(25)とハコの日本料理店でディナーを伴にして意気投合。。2020年東京五輪前の牧之原訪問と“事前合宿”の実施を約束してくれました!
一昨年は団体で世界制覇。。昨年は全米オープン個人で準決勝進出を果たし、今まさに「波に乗りまくっているww」コスタリカ…いや中米全土のスーパースターが、牧之原市への訪問と東京五輪での大活躍を宣言しました。
「日本は去年初めて行ったけど、夢のような経験だった。今年も行くし、2020年にはメダルを取る! シズナミは日本で有名かい? いい波が来るならもちろん行くよ! お礼に、オレは子どもたちにサーフィンを教えるよ」と最高の笑顔で約束してくれました。
同席くださったコスタリカサーフィン連盟のランダル・チャベス会長も日本からやってきた陽気なオジサン(=私ww)からの申し出に大喜び。「コスタリカのような小さな国のサーフィン選手を歓迎し、援助してくださるようなありがたい話は初めてです。ぜひとも実現してほしい」と大乗り気で話してくださいました!
みなさんご承知の通り、牧之原市はすでに、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部による『ホームタウン登録』を受け…2020年東京五輪では『中国』『米国』両国と「事前合宿実施の覚書」を締結しています。
なので、私は決して行政の公費による公式な合宿のお邪魔をすることなく…送迎や宿や飲食物の提供、地元サーファーとの交流会の実施など…すべて民間の有志による手作りの歓待を心がけたいと思っています。五輪前に静波海岸が、中国と米国選手専用の練習場となるのであれば、鹿島や須々木、御前崎(遠州灘)を練習の舞台にしてもらうつもりです。
あまり知られていませんが、東京五輪で初めて採用されたサーフィンは、ショートボード部門だけが行われ、男女それぞれ20人しか出場できません。それだけに、スポーツ大国でない小さな国、一般には知られていない国からも大志を抱いて日本にやってくる優秀、有望なアスリートたちの存在は貴重です。そして、彼らと直接知り合い、友好を深められるオリンピックは、最高の国際親善の機会だと確信しています。
生後20日で隣国ニカラグアから、母親に抱かれてコスタリカに移住。極貧の生活の中からサーフボードだけに人生を賭け、スーパーヒーローにまで上り詰めたムニョスさんと彼の『コスタリカンドリーム』は、映画になりそうな魅力に満ちています。
何の肩書も権限もない私ですが…だからこそ、自分の思ったまま、やりたいように…自力で、故郷・牧之原にオリンピックの「心のレガシー(遺産)」を残します!
〈昨年の全米オープンの準々決勝で10点満点をマークし、ベスト4に入ったカルロス・ムニョス〉