初めてお茶を売ってみて
今日は、朝イチの『渋谷ライナー』で、2日ぶりに花の東京へ舞い戻りました!
以前も利用して、ここにも書きましたけど、相良営業所を始発に静波海岸入口、静岡空港(朝イチの第1便は通過)を経由して、渋谷に向かうこのバスは、本当に便利です! そして、料金も安い(3500円)です。
静波までは、車内ガラガラだったのに…藤枝駅で、ぞろぞろと若者たちが乗り込んできて、なんと満席に…!!
ちょっと複雑な心境になりました。。
さて今回は、代々木公園で明日11日まで開催されているNHK主催の『ふるさとの食 日本の食 全国フェスティバル』で、大都会のみなさんに牧之原市のお茶を売るアルバイトです! とろろ汁ではありません!(笑)
「北海道から九州まで、全国各地の選りすぐりの料理や食材が一堂に集まり…『おいしい食』を通じて東北や九州の被災地を応援します」というコンセプトの大イベントに『牧之原市認定農業者協議会』代表として出店している蛭ケ谷の長谷川製茶さんのブースで、牧之原市特産の深蒸し茶や、切り干し芋を売りました。
私は、人様にお茶を売るのは初めての経験ですので「うまく販売できるかな?」と心配だったのですが…これが、結構売れました。やはり、まだまだ「静岡のお茶」は、大都会では市民権を得ているし、試飲していただく深蒸し茶が美味しいからです。
さらにここ数年、積極的に全国各地の物産展に出店されている長谷川さんの生産者ならではの専門性と説得力に富んだセールストーク。そして、ここぞという場面での笑顔での押しの強さ(笑)と「まとめ買いでの値引き提案」のタイミングの見事さなど…本当に勉強になりました!
私も持ち前の明るい性格と語学力を活かして、イスラエル人の美女や米国人サラリーマンら外国人のお客様に、日本一の緑茶を売りました。
私はこれまで、漠然と…「日本でお茶はもう売れない」「茶業界の将来は、厳しい」と思い込んでいました。確かに、全体の消費量は右肩下がりかもしれません。
しかし、最高のお茶を作り続けて、それを全国にしっかりPRする技術を磨き、機会や販路を確保、開拓していけさえすれば…過当競争の中でも「牧之原市のお茶は、きっと生き残れる!」。
本日、そう確信しました。。