この差って何ですか?
静波体育館で今日まで開催中の『第18回榛原地区教育芸術祭』(主催:榛原地区教育協会ほか)に行ってきました!
静岡県中部の旧榛原郡だった(今もありますが…)牧之原市と2町(吉田、川根本町)の28校(小22、中6)の児童、生徒、教職員、元教職員による…絵画、書道、工芸、写真など…実に836点もの素晴らしい芸術作品が、所狭しと展示されていました。
中学時代の同級生や、最近剣道の稽古で昔以上に私をいじめるww 高校の大先輩のコミカルな作品も発見!! 以前から多岐に渡ってお世話になっているM.Oさんにも、見事な作品と一緒にお会いできました!
緑茶は『お祝いのお返しに贈ってはいけない!』
1月16日に放送されたTBS系列のバラエティー番組『この差って何ですか?』で紹介された〝マナー専門家〟という方によるこの薀蓄(うんちく)が今、静岡県の茶業界で大きな物議を醸しています。
私も、放送直後にYahoo!!ニュースのトピックになっているのを見て、とても驚きましたが…「たかが1つのテレビ番組が取り上げただけのことに目くじらを立てて、かえって騒ぎを大きくしても…」と思い、今まで黙っておりましたが、本日さらなる情報を得て、この場でも問題提起することを決意しました。
確かに緑茶は、この地域でもお葬式のお返しの〝定番〟ですが、かといって「お祝いのお返しには贈ってはいけません!!」と断言されては、たまりません。昔からお茶は、八十八夜を「米寿」にかけて、長寿祝いの新茶として贈られたり、卒業入学のお祝いのお返しや結婚式の引出物の中にも使われています。お茶はお祝いやお返しに贈ってもよいものなのです。
この地域の日本茶業界で、日々懸命に努力をされているみなさんにとっては、今回のような一方的な〝決めつけ報道〟は、明らかな営業妨害&死活問題でしかありませんし、いまだに波紋は拡大し続けているそうです。この件に危機感を抱き、各方面への呼びかけを開始した島田市のお茶屋さんの小松直美さんは…「結婚式の引き出物やプチギフトなど、御注文を頂いていた方からのキャンセルという現実の被害が起きております」と訴えておられます。
私にも牧之市内の茶業青年から「けんじさん! こんなことを全国に流されて…悔しくてたまりません!! 仲間はみんな困っています。古来、真っ直ぐ深く根を張って育つお茶は〝健康の象徴〟としてお祝いごとにも贈られているんですよ!!」と激しく憤るメッセージが届きました。
私自身は茶業関係者でも、公的な立場も肩書もない1市民、フリーライターでしかありませんが…牧之原市や周辺地域の最大の基幹産業を揺るがすような風評の流布には断固、抗議します! 多くの業界団体や実権を持つ政治家の方々には、きっぱりとはっきりと言葉や行動で、早急な問題解決の努力をお願いしたいところです。
以下に、前述の小松さんのFacebookの投稿の一部を転載します。
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現段階、頂きました情報によると、団体としては、東京都の茶業組合(+全茶連)しか抗議が来ていないということで、そこに向けての対応しかしていないらしいです。
1週間以上経ちました。24日にも番組放映がありましたが、HP上、訂正や謝罪に関しては一切していないように見えます。
こうしている間も、負の情報は流れ続け、目に見えない声、聞こえてこない不利益な状況はどんどん広がるばかり。
当日TVで話された、講師の方のHP上でも、訂正やお詫びに関するコメントは一切見当たりません。FBなどの抗議文は削除されたままです。やはり、もう少し団体にて声をあげていかないと現状改善ができないかもしれません・・・。
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ご承知の通り、TBSは先日牧之原の自然薯の大宣伝をしてくれた地元のSBSテレビのキー局ですから、こちらの都合の悪い時だけ抗議することような感じになるのは少し気が引けます。。しかし、マスコミの明らかな偏見による報道に対しては、市内外の関係各位が一丸となって訂正を求めていくことが、何よりも必要ではないでしょうか?