ペットも大切な家族だから…
今日は『地域防災訓練』でした!
年に何度も実施しているので、皆勤賞の私たちは慣れたものです。サイレンの鳴る前から避難タワーに来ている人も大勢いました。
しかし、問題は…①いつも来ない人 ②高齢や病気、仕事等で、来たくても来れない人 ③ペットとペットの飼い主さん…への対応です。
議員時代に質問し、答弁をいただきましたが…牧之原市では災害時の避難の際に『ペット同伴』を禁じてはいません。。しかし、実際には周囲の目を気にして、避難訓練で津波タワーにペットを連れてくる方はほとんどいません! かく言う私もその1人です。2011年に3カ月間通い詰めた東日本大震災や昨年4月の熊本大地震の被災地の避難所でも、ペット連れの住民は肩身の狭い思いをしていただけでなく、半壊した自宅や車上生活を余儀なくされている方々がたくさんいました。
今回、私は初めて、1人の勇気あるおばあさんにお会いしました。タワー最上階のベンチにオシッコした4歳のマサル君を「ダメだよ」と諭しながら「私の大切な家族だで、許してね!」と申し訳なさそうに話しているのを見て、聞いているこちらが申し訳ない気持ちになりました。
実際の被災時の状況に即した、ペットや外出困難者の存在と対応をしっかり想定した訓練の必要性を強く感じます。
まずは防災訓練から、牧之原を変えていきたいものですが…