第8回ティーヒーロー選手権
今年一番の寒波の襲来で、沖縄の次に雪とは縁のない温暖な牧之原市にも雪が降った本日…この時期恒例の『TEA HERO(ティーヒーロー)選手権』が、牧之原市史料館で開催されました!!
今回で第8回です!! JAハイナン青壮年部が、牧之原市特産のお茶のことを「市内の小学生全員に知ってもらいたい!」「大好きになってほしい!!」という趣旨で2009年から続けている素晴らしいコンテストです!! わが家の双子の息子たちも6年前、川崎小の代表として出場。次男が団体で優勝。長男は個人で4位でした。
今回も市内全10校の小学5年生(小規模校は3年生以上)を対象にした予選会を勝ち抜いた15チーム(75人)の精鋭たち(+オープン参加者)が…市内で生産されている(1)普通煎茶 (2)深蒸し煎茶 (3)望(被覆深蒸し茶)(4)つゆひかり (5)釜炒り茶 の…外見を見比べ 、香りと味を飲み比べて、当てる『利き茶(=闘茶)』をしたり、お茶の製法や効能、歴史に関連したクイズに答えたりして…栄光の〝茶ンピオン〟の座を争いました。
と、ここまでは例年通り! 今年がいつもと違ったのは、会場後方の傍聴席に座っていた知り合いのTさんに「おーい!大石議員も一緒にやろうよ!!」とお誘いいただき、始めて私も闘茶に参加したことです!(笑)
開始前に5種類、銘柄の茶葉が順番に運ばれてきて、外見や香りを確かめる時間があったので「これは余裕だ!」とほくそ笑んでいたのですが…本番もお茶はバラバラに来る上に、今年は印字されたシールを空欄に貼るという回答方式なので、あとから変更が許されないという厳格なテスト方式なので大苦戦!!
最初の「外見判定」で、いきなり「深蒸し煎茶」と「望」を逆に答えて2失点! 「仕方ないよ! 望も〝深蒸し煎茶〟なんだから!!(笑)」と軽口をたたいていたわけですが…続く、第2審査の「内質判定」(味比べ)では、いつも飲んでいない「つゆひかり」を「深蒸し煎茶」と間違えたことをきっかけに、雪崩式に誤解答を連発して…まさかまさかの屈辱的な〝全問不正解〟でした。
頭から湯気が出るほど恥ずかしかったワケですが…そこは大人なので(笑) じっと我慢して、休憩後の2回目に全神経を集中させました! すると今度は見事に全問正解!! 一緒に快挙を成し遂げた隣のTさんと歓声を挙げてハイタッチをして溜飲を下げました!! 人生は七転び八起き! 「転んでもただでは起きない」私の本領を発揮することができました!
最後方で一喜一憂し、大騒ぎしていた私たちとは対照的に、子どもたちは今年も静かに真剣勝負を繰り広げてくれました。。「見学の保護者にも分かりやすいように…!」「もっとエンターテイメント性を!」という一昨年の私の提言を主催者のみなさんが採用してくれ…今年も、マキノハラTVの協力で、白熱の闘いの模様を至近距離から撮影し、会場内の特設スクリーンで生中継してくださっていました。
毎年進化し、内容もレベルも高度のなっている大会の隆盛をとてもうれしく思います。。1つだけ感じたことですが…JAの青年部のみなさんが、その場で美味しく淹れて出してくださる各種のお茶を子どもたちに当てさせるだけではなく、「子どもたちにも実際に淹れてもらい…それをお茶のエキスパートである青年部のみなさんに飲んでもらい得点化するという種目もあっていいのでは?」 と思いました。
この選手権に出されるお茶をわれわれ市民や子どもたちの両親や家族が、日常生活ですべての銘柄を美味しく飲んでいるわけではないので…。。飲み比べで違いはわかった上で…「美味しいお茶を淹れることのできる子どもたちが将来、都会や全世界の人々に、われわれの自慢の牧之原茶の魅力を伝えてくれるようになるのでは?」と思うからです。
【上位成績】
◆団体の部 1.相良小B 2.菅山小 3.勝間田小
◆個人の部 1.神谷直輝(菅山小) 2.増田和花(地頭方小) 3.沢田陽奈(勝間田小) 4.松下拓路(相良小) 丸山心路(相良小)
※敬称略
<今年の「ティーヒーロー&ヒロインのみなさん」>