祭りだ!祭りだ!びしょ濡れだ!
充実した市内『秋祭り巡り2日目(最終日)』となりました。
昨日、車を置いて帰らなければならなかったので(笑)…本日も、朝から最西端の地頭方区からのスタートでした。午前中は、あいにくの雨で地頭方小学校の体育館での開催でしたが…地頭方、新庄、遠渡の『3区合同叩き合い』が、ものすごい盛り上がりでびっくりしました!! こんなに多くの若者たちが、一心不乱に叩いて、歌って、踊って…朝からいきなりテンションがMAXになりました!!
昼前からは、生まれて初めて菅山区の祭りに潜入しました!! 2年に1度という屋台の練り歩きを目撃して、ビックリ仰天!! ここの若い衆は、先輩方の大声の檄に応えて(笑) 自ら進んで収穫の終わった田んぼの中に、飛び込んで泥だらけになっていくのです。。面白い!! 広い牧之原市には、まだまだ知らないことばかりです。
もちろん、素敵なお囃子や舞踊、御渡りもありましたが…最初のシーンがあまりにも衝撃的で…菅山のみなさん! すみません!! でも、本当に感動しました。伺ってよかってです。
慌てていったん帰宅して、午後2時からは細江区神明神社の『御船神事』に参列です。。この2日の数々の祭典の中で、唯一ここだけは昨年同様、私を来賓として招待してくださったのです!! おまけにご挨拶までさせていただきました。
牧之原市には御船神事が、4つもあります。神明時神社の神事のルーツもやはり、国の重要無形民俗文化財である大江区の大江八幡宮の神事ですが…本家から分かれてから100年以上経った今では、もはやスタイルが全然、違ってしまって、まるで別の流派です。
相良の神事が、伝統文化としての様式美を追求しているような部分も感じるのに対し、ここのは本当に荒々しい! 他では船を操る船若は4人ですが…ここでは「いっぱい」!(笑) そして、この船1隻だけを80年間…修理を繰り返しながら使い続けているそうです!
しかし、こういった市内各地に伝わるお祭りや神事が、全域の市民の意識や知識の中に共有されていないことを残念に思います。これからは、もっともっと市内全体が協調し、連携して、一体感と郷土愛にあふれた市にならなければ…と強く感じています。なので、今年も、勇壮な練りの場面の映像を撮って、すぐにFacebookで公開しました。
そして、夕方からは今年も須々木区の鹿島神社へ…。もちろん、祭りのハイライト「川落とし」が目当てでした。
去年は近づき過ぎて、ワタシもカメラごと突き落とされてしまったので(笑)…今年は、細心の注意を払って、撮影したのですが…
結局、撮影から15分後、油断していた好きに、ベテランの氏子の中でも特に悪人顔(笑)のNさんが若い衆に命じた「けんじを落とせ―!!」の指令で…またしても必死の抵抗虚しく、冷たい川に突き落とされました!!
今年はスーツだったから大丈夫だと思っていたのに…
「落とせ!」とか「落ちろ!!」は、禁句なのに…
私は、毎回こんな手荒で、とんでもない仕打ちを欠かさない須々木のことが大嫌いで…はありません!!( ^ω^ )