
日曜日の地元紙には、氏名しか掲載されていませんでしたが…素晴らしい快挙です!
私の母校のカワイい後輩で、同じ町内会在住の牧之原市立榛原(はいばら)中学2年の川合芳奈(かんな)さん(13)が7月30日に開催された、静岡県中学総体剣道女子個人の部で見事、優勝しました!! 今月19日に長野市で開幕する全国総体に出場します。また、無敵の芳奈さんの大活躍で、榛原中女子は、団体ベスト8で東海大会(9~10日、愛知・西尾)出場です。
この2日間、地元のネット情報やSNSをチェックしていたんですが…こんなにチャーミングな彼女のことが、まったく話題に上っていないので…しびれを切らせてww 本日、自宅まで取材に行ってきました! お父さんの健一君! ありがとう!&おめでとう!!
ところで…完全に蛇足の情報ですが(笑)…私も榛中生だった36年前、男子団体の大将として静岡県制覇を果たしています。ちなみに、当時は個人の部はありませんでした。東京の日本武道館で開催された全国総体に出場しましたが、一次リーグ敗退でした。
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<第69回静岡県中学校総合体育大会 剣道>
◇7月30~31日◇藤枝・県武道館
女子個人の部で、川合芳奈(牧之原榛原2年)が、初優勝を果たした。志太榛原大会同様、思い切りの良いメンと抜群の精神力を発揮して、6試合を勝ち上がり、見事2年生女王の座に就いた。今月19日(金)に長野市で開幕する「第46回全国中学校剣道大会」(長野・真島総合スポーツアリーナ)で、夢の全国制覇にチェレンジする。
川合は強かった。誰もが絶賛する冷静な勝負勘と圧倒的な瞬発力を、この日も存分に発揮した。1回戦からの6試合で相手に1本も与えない完全優勝。小学生時代からともに静岡県選抜として切磋琢磨してきたライバル松下(磐田一)との息詰まる2年生対決も、158㌢の細身の体を躍らせた得意のメンで制して頂点に立った。「うれしいです。優勝する自信はありました」とこともなげに話した。
川崎小3年の時に、吉田町にできた水龍館で剣道を始めた。水野貴仁館長の熱血指導ですぐに才能が開花。5年生で男子と混合の少年団の県選抜に選ばれて「第8回全日本都道府県対抗少年剣道優勝大会」で準々決勝進出の立役者となった。6年時には、御殿場市で開催された「第2回富士山杯争奪少年少女剣道大会」で優勝するなど県内では、すでに敵なしだ。
大舞台の経験と実績は申し分なかったが、母校の看板と期待を背負っての初優勝の喜びと感慨はひとしおだった。「団体でも優勝できればよかったけれど…中学の先輩やみんなと東海大会に行けて良かったです」とはにかんだ。
全国総体は19日、お隣の長野県で開催される。地元の牧之原市は、長年剣道が盛んで数々の名剣士を輩出した土地柄だが、野球やサッカーのように地域や市民全体の注目度は高くない。それだけに、キラ星のごとく現れた「スーパーヒロイン」の活躍に、地域の剣道関係者や少年少女剣士たちは熱い視線を送っている。しかし、周囲の過大な期待をよそに、当の本人にはプレッシャーはない。物おじしない性格がまた、彼女の魅力であり、最大の長所だ。大舞台での抱負を聞かれると「全国制覇を目標に頑張ります!」と堂々と言い切った。
