
最近は時間ができれば…今まで以上に市内全域を歩き回っています。
6月5日(日)に牧之原市観光協会が主催するスマホを使った〝世界初〟の自転車オリエンテーリング大会『牧之原グリーンティー・カップ2016』のログスポット(=チェック地点)となる市内の観光地(史跡等)の魅力をFacebookやツイッターで告知や紹介する担当をしているからです。私は、故郷の将来に大きな責任を持つ立場として…こういう活動や作業を通じて、わが牧之原市の大切な史跡・名称の位置を再確認し、歴史や伝統、文化を学び、まちおこしや地域活性化に利活用できる資料やデータを自分の文章で後世に残すということを心掛けています。
本日は、波津区の小堤山公園の脇にある『小堤山トンネル』に取材に行ってきました!! 新聞記者だった7年前にも静岡版のカラー面で大特集していたので、事前の準備は万全でした。約30分の現地取材、そして1時間の執筆作業の末に出稿した記事を一部修正の上、ここにも掲載します。
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【スポット紹介⑱】 波津区の「小堤山(こづつみやま)トンネル」は必見です! 牧之原市には大正初期から昭和40年代まで、日本最長の『軽便(けいべん)鉄道」が走っていたのです!!
軽便鉄道とは、線路の幅が通常の1067㍉に対し、762㍉しなかないミニ鉄道のことで、施設の建設費や維持費が安く済んだんです。初期は蒸気、後にはガソリンや軽油が動力だったので…「電車」ではありませんでした!(笑)
最盛期には、藤枝から袋井までの志太・榛原・小笠郡南部の平野部の64.6㌔(49駅)を約3時間もかけて、トコトコと走っていたのですが…。その長い沿線で唯一のトンネル(隧道)が、1923年(大正12)開通の英国式の煉瓦を積んで造られた小堤山トンネルなのです。
犬の散歩で通りかかったおじいさんに話を伺うと…「このトンネルの辺りは、両隣の駅より3㍍ぐらい高いだよ。だから、雨の日は、レールが滑っちゃって…一番近い波津駅を出る時に加速しないと途中で止まっちゃっただよ。よく、バックしてやり直してたなあ…。車掌が走って先回りして(滑らないように)線路に砂を撒いてたっけやあ」。なんと〝車掌が先回りできた〟日本最長のミニ鉄道だったのです!(笑)
1970年(昭45)の廃線後には、地元の生活道として転用され、 今では県道375号線の一部として「自転車専用道路」に指定されています!! というわけで…〝世界初〟の自転車イベント『牧之原グリーンティー・カップ2016』には、絶対欠かせない貴重で、大切なスポットというわけです!!
ぜひぜひ、6月5日にはご自身の自転車で「古き良き時代」のトンネルを走り抜けてください!
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これを読んで、この大会に参加したくなったあなた!!
エントリーは…⇒こちらから!! です!(笑)
よろしくお願いします!!

<2009年9月11日付 日刊スポーツ静岡版>

<「写真でつづる静岡鉄道駿遠線」(阿形昭著=静岡新聞社)より>