東京五輪開催地・合宿地招致委員会
『2020東京五輪サーフィン開催地・事前合宿地招致委員会』が開かれました。
昨年11月18日に行われた『2020年東京五輪〝サーフィン〟公式会場・事前合宿地に関わる情報交換会』で、交換会は『招致準備委員会』に名称が替わりました。そしてそれから2カ月ぶりの委員会開催となった本日の会議の冒頭、招致準備委員会から〝準備〟の2文字が取れて『招致委員会』となることが事務局から発表されました。
・昨年11月の会議の様子は…⇒こちら!!
この2カ月間、西原市長は多忙な公務の合間を縫って、、東京五輪時に米国チームのベースキャンプが置かれる東京・世田谷区を訪問したり、「静岡県内開催」と「事前合宿地誘致」を求めて、磐田と下田の市長と静岡県庁に陳情に行かれたりしていました。
・昨年末の県内3市市長による招致活動の内容は…⇒こちら!!
一方、私と同じ市議会代表の委員である村田博英委員は、前職時代の人脈を駆使して音楽業界ルートから国会議員への働きかけを行ってくださっていました。市内のサーフィン関係者も市長の県庁訪問に帯同したり、独自のPR活動を展開してくださっています。しかしながら、せっかく2カ月も前に結成された招致を目指すプロジェクトチームであるはずの「委員会」の方は、全体としての動きが皆無だったことが残念でなりません。
第2回の今回の議題も、これまでの市長の運動内容や開催地や事前合宿地に意欲を見せている「全国約30市町村の招致活動の現状」などの報告事項(=終わった話)ばかりで…これから「どういう戦略で、どのように活動していくのか?」といった建設的、積極的なテーマがなく、私はとてもイライラしてしまいました。
ただでさえ、この間市民に地元に向けての告知や協力呼びかけもほとんどなかったことで、牧之原市では、いまだに市民の間でもこの立候補が周知されていない間に…県内のライバル・下田市では競技な観光スポットの映像をふんだんに盛り込んだ『招致用PRビデオ』を日本語と英語で作成し、YouTubeで全世界に公開してしまいました。(悔しいからリンクは貼りません!)
市民のみなさんの中には、いまだにこの招致活動に批判的、懐疑的な方も多いことでしょう。しかし、五輪開催や合宿誘致の活動の是非は、単に短期的な「費用対効果」だけで判断すべきものではありません。これから先ずっと「2020年にオリンピック(選手)がやってきた海」という称号は未来永劫、観光やマリンスポーツで若者を呼び込み、臨海地域の活性化や定住者増にもつながる貴重な肩書、財産にもなるのです。
世間的には…「サーフィンの五輪会場は千葉県で内定済み」という空気が漂っているのは事実ですが…実は、牧之原市には〝一発逆転〟を狙える超大型の『隠し玉』があるようです(笑)! しかし、その話もまた、現状では招致委員会の外で、隠密に進行しているだけに…私のじれったさ、髀肉之嘆は、募る一方なのですが…まあ、これは、おとなしく発表を楽しみに待つことにします!!