地域の文化・芸術・伝統に触れた日
平成27年度『第10回牧之原市文化祭』に伺いました。写真、絵画、水墨画、書道、華道、写経、短歌、俳句、川柳、彫刻、陶芸、工芸、生花、菊花、手芸、盆栽、ステンドグラス、押し花……老若男女の市民のみなさんが出品された傑作、力作、異色作(笑) の数々に、ただただ圧倒され、感心しました!!
芸術的なセンスや手先の器用さにはまったく自信のない私ですが…俳句や写真など、いくつか挑戦してみたいような部門もありました。今は毎日ドタバタと走り回ってばかりの生活ですが、もう少し落ち着くことができるようになったら…「どこかの教室に通って、文化祭を目指そうかな?」と思いました。
お友達にお声掛けいただいたので、榛原と相良の2会場で、3つの流派(江戸千家、裏千家、宗?流)の4つのお茶会(+手揉み保存会の〝うすつゆ茶〟)に、フル参加させていただき、お師匠様やお集まりのみなさまから茶道の立ち居振る舞いを一からご教授いただきました。
お腹の中は、美味しい4種類の和菓子でいっぱいでしたがww…風流と作法をわきまえない無学な粗忽者ゆえに…緊張と失敗の連続で…冷や汗をびっしょりかいたことしか覚えていません! 関係者のみなさま! 申し訳ありませんでした。次回は、失礼のないよう頑張ります! ( 当然、お茶会の写真はありません)
移動の合間に、母校の川崎小学校に伺いました。「自由参観日」といって、保護者だけでなく地域の方々や学校教育に関心のあるどなたでも好きなだけ、好きなクラスの授業を参観できるのです。。セキュリティーやプライバシーの問題で大変な都会の学校では考えられない制度ですね? こういう大らかで平和で安全で、子どもたちが安心して成長できる牧之原市をずっと守っていかなければなりません!!
それにしても、わずか15分の校内滞在で、仲の良い若い友人や知り合いのみなさん10人に、次々と遭遇したのには驚きました!
榛南青年会議所が「青少年育成事業」として開催した伝統の『相良凧作り体験会』にも伺いました。『~感じよう榛南の風を・育てよう榛南の未来を~』というテーマの下、相良凧保存会の指導の下、子どもも大人も一生懸命に相良凧を作っていました!! こうした貴重で、重要な地域の伝統を次世代につなぐ活動は、素晴らしいと思いました!!
◆遠州相良凧(えんしゅうさがらだこ) 田沼意次が幕府の老中として権勢をふるっていた18世紀後半に創作された凧。相良に縁があった蘭学者の平賀源内(1728-1780)が伝えた長崎凧が原型と言われている。相良凧は縦長の角凧で、下部がやや三角に尖っている。尾はない。糸目は中心の親骨から上下に2本付け、結び目を比較的凧に近い距離にすることにより、急旋回、宙返りなど自由自在に操縦できるのが特徴。凧合戦では、凧糸にガラスの粉を練り込んだ「ビードロ糸」を使い、天空で紅白の2組に別れて、敵の凧とからめて糸を切り合い、凧を落とし合った。