豪雨の中の避難訓練
バケツをひっくり返したようなとんでもない豪雨の下、牧之原市の『総合防災訓練』が午前9時から行われました。大雨の中を避難する危険性を考慮して、3つの区では訓練を中止したそうですが、私の地元の静波区ではご覧のご覧の通り、大勢の住民が参加して実施されました。(さすがに非常食の炊き出し等は中止になりましたが…)
昨夜の22時には、静岡県西部の地下10㌔でマグニチュード3.5の地震がありましたし、自然災害はいつ起こるかわかりません。 町内会の役員のみなさんからは「素晴らしい訓練日和になったな!」という、冗談と本音が入り交じった、微妙な声が上がっていました。直前に大雨洪水警報が発令され、市内の坂口谷川、勝間田川、萩間川の主要3河川の水位が氾濫水位に近づいたために、牧之原市は「総合防災訓練災害対策本部」を、「水防対策本部」に切り替えて、迅速かつ適切な対応をとることができました。
われわれ議員も、議長からの「全員参集!」の指令を連絡網で受け、地域の訓練終了後、相良庁舎4階の議員控室に集合しました。万が一、本当の大災害が発生した場合には、スムーズな集合はとてもできないでしょうが…今回はとにかく、全員が一致団結して情報の共有を図ることを確認できました。
津波避難訓練が、水害発生の危険の中で実施されるというきわめて特異な状況でしたが、市民や市役所職員の危機意識の高さを改めて実感しました。実際に、友人の送ってくれた下の写真の細江区などで、数軒に床上、床下浸水の被害が発生したそうです。近年地球温暖化の影響で、ゲリラ豪雨的な洪水被害が激増しているだけに、今回の経験を糧に、さらに充実した防災対策に生かすことが大切ですね。
雨がほとんど止んだ夕方からは、2日連続で『WINDBLOW ’15 』にお手伝いに行きました。昼間の豪雨のでテントが崩れたり、2つあるステージの大きい方が使用不可となってしまうトラブルがあったそうですが…スタッフの頑張りで無事に、イベントは終了しました! また来年が楽しみです!