良い話と悪い話
牧之原市市制10周年記念「市長出前授業『未来に夢を持とう!~The power comes from inside~』」が本日…私の母校・市立川崎小学校から、スタートしました。
西原市長が、6年生の全児童55人に「牧之原市のこれまでの10年、これからの10年」をテーマに特別授業を開講! 市政やまちづくりに対する思いを伝えるとともに、子どもたちからの質問に答えたり、意見交換を行いました。
授業の最後に、子どもたちがそれぞれ「10年後、20年後の自分の姿」を想像し、みんなの前でその将来像を披露しました。私が小学生の時は、漠然と「新聞記者になりたい」と思っていたことを覚えていますが…今の小学生というのはIT社会の影響か、ビジョンがはっきりしているというか…「榛原高校の理数科に行って大学の医学部に入り、外科医になりたいです」とか「〇〇デザイナーになりたい、静岡県内に住んで、結婚はできればしていたい」だとか「スペイン語を勉強して、プロサッカー選手としてスペインのバルセロナに入りたい」とか「ボクは体育系の大学に進んでからプロレスラーになって、アメリカで活躍したいです」などなど…。将来への夢がやけに細かくて具体的なのに驚きました! (後の2人の夢の実現には、協力できるかもしれません!!(笑))
出前授業は来年2月まで、市内14の小中学校全校で順次、実施されます。小6と中2の子どもたちが対象です。
午後には、約108万円の使途不明金が明らかになった、吉田町と牧之原市共同運営の清掃センターを管轄する「広域施設組合議会」の臨時全員協議会が、開催されました。
地元紙やテレビで報道された通り…センターが昨年度までの2年間で、一般家庭や事業所から持ち込まれるゴミの処理手数料として「現金で徴収し、金融機関に納入した金額と帳簿上の数字の食い違いが、今年4月になって発覚した」という不可思議な事件について、事務局からの報告と質疑応答が行われました。
しかし、経過説明のために配布された資料は、1日の記者発表後の地元紙の記事の切り抜きのみで、新たな事実の公表はなし。われわれ組合議員からの質問には「すでに被害届が受理され、警察が盗難事件として捜査中ですので…」という答弁の繰り返しで…経緯や詳細は、一切明らかにされませんでした。
どうして金額が合わないのか? 合わなかったことが見逃されてきたのか? そもそも、どうして毎日、複数の人間で、出入金の確認していなかったのか?
私は、責任ある組合議員の1人、そして元記者の習性として…問い質したいことは山ほどあったわけですが…とにかく今は「刑事事件の捜査に支障をきたす」ことだけは避けなければなりません。
14人の議員全員で協議の上、「とりあえず、捜査の推移を見守ろう」ということで、散会となりました。