満願回答!?
自身6回目の一般質問が、なんとか終わりました。
「なんとか」と書いたのにはわけがあって…佳境に入った質問の最中に、自分が事前に答弁席に用意したはずの参考資料が「消えてしまう」という事件が起こり、一時は目の前が真っ白になってしまいました。慌てて、時計を止めてもらっての大捜索の末、自席の書類の山の中から発見するという失態を演じてしまいました。あまりにも恥ずかしくて、その場では自分の非を宣言しなかったダメな議員です!(議会事務局のみなさん! ごめんなさい!!)
さてさて、肝心の正味55分間の質問の中身の方ですが…こちらは「まずまずの出来」だったと自負しています。当局に手の内を知られたくないばかりに、質問のタイトルを箇条書きにしただけだった前回とは打って変わり、今回は事前の通告書に、これまで以上に詳細で具体的な内容を書き込み、当局が入念に答弁を検討・準備できるように心がけました。その誠意が実ったのか、今までの禅問答のような論戦と違い、市長、副市長、政策協働部長、財政課長、建設部長、健康福祉部長…といった大勢のみなさんと、とても実りある意見交換、そして、質問によっては、事前の予想を超える素晴らしい答弁もいただくことができました。
すべてのやりとりは、1週間後にYoutubeにアップされる録画映像をご覧いただくことにして…それぞれの質問に対する答弁の最重要部分をさらりと解説しますと…
最初の「公共施設マネジメント基本方針について」は…「マネジメントでは20%の床面積の削減を目指しているが、今後は『新たな公共施設を建設しない』ということではない。今すぐではなく、4年後の総合計画の見直し時に再検討する」「市の活性化や若者の人口流出防止策として、競技スポーツの大会が開催できる環境や施設の必要性は、理解している」という前向きな回答でした。
2番目の「自然災害時における『被災地の復旧対応』について」は…「静波海岸の漂着ゴミ撤去は、3月17日に業者による入札を実施し、夏前の海の家設置前までに完了させる」「従前の市役所内の各部課の連携、協力を密にする」「今後、同様の災害時にはボランティアセンターを立ち上げる市の社会福祉協議会に、ボランティア団体等への呼びかけを行ってもらうことも検討する」という具体的な回答をいただきました。
最後の「新年度の『ふるさと納税推進事業について』では…「新年度から『1人年間1回、1万円のみ』の現行規定は撤廃する」「記念プレゼントは質、量ともに見直し、高額プレゼントやポイント制なども導入する」「初年度の寄付金の使い道は、決算の確定後、速やかに公表する」という、私の質問に対して『満額回答』といえる素晴らしい結論を明言してくださいました。
※他の4人の議員の一般質問の内容もご紹介したかったのですが…いろいろあってちょっと今夜は余裕がありません! とにかく、今はほっとしています。