建国記念の日
特に進展もなく、今も細々と続けられている静波海岸清掃ボランティアで、またも残念な行為が明らかになりました。
市民ボランティアが手でかき集めた漂着ゴミを入れて運ぶためのプラスチックの箱が、一度に12箱も消えてしまいました。
昨秋からこの活動の中心となってくださっているリサイクル業のWさんが「ボランティアさんがいつでも、気軽に来て作業できるように…」と無償で30箱を常備してくださっていたのですが…年末に3箱が紛失したのに続く、今回の大量盗難。。
「流木ゴミの山の隣に積んであるから、これも不用品のゴミだと思われたんだと信じたいけど…」と嘆くWさんですが…みすみす大事な商売道具がなくなっていくのを放っておくわけには、いきません。人員不足で、作業がはかどっていないこともあり、近日中に全箱を撤収することになりそうです。
本日の海岸は御覧の通りです。砂浜に今も乱立するゴミの山は、被災から4カ月経過して、なかなかいい感じで脱色されて、景色にとけ込んできたようで…一部は草原化も進んでいますし…「こうやって太古から、自然の海岸は変遷して来たんだろうな…」という、おおらかな気持ちになってきました。
本日も、海のない菊川市から定期的にボランティアに来てくださったSさんが、ご自身のFacebookに書かれていた投稿の一部を、ご紹介いたします。毎月、大好きな静波海岸の清掃を続けてくださるSさんからの貴重な警鐘です!!
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今日は天気が良く冬の祝日でも海の遊びに来る人々がみられた。ただ、ゴミの存在に気付いたと思うけど傍観者だった。まあ特にこれはよく有る光景。肝心のゴミ拾いは、大部分のゴミの草木に砂が混じっているの明確に分かる。拾っているとガラス片なども出てくる。この浜辺を完全に元通りにするには相当苦労するんでは、と、素人ながら考えてしまいました。
このままの状態で夏を迎えたら静波海岸は海開き出来ないかもしれないな(或いは、しても客は来ないかも)と余計な心配をしてしまいました。現状、少数のボランテイアが主体がなって行われているのが事実。ニーズに対して人出が足りていないのは明白。県も市も表立った動くも見えていない。個人的にはこのままでは何の解決にはならないから、地元や観光業、海を利用する人たち、市民ボランテイアが大挙して行なうのが道理だと考えます。
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午後からは『第9回牧之原市建国の記念日奉祝式典』に参列させていただきました!
昨年の模様は…⇒ こちら!!
大会の趣意書には…「国を愛し、郷土を愛し、社会を愛し、家庭を愛し、激変する我が国の行く末を案じつつも、国の安全、安定、平和を求めて歩き続けなければなりません」と明記されていました。その運動を推進するこの式典は…(1)政治的中立を守り (2)いかなる宗教にも偏らず (3)国、県、市、郷土の平和的発展を願い (4)健全な子供たちが育つように日々努力し (5)社会の福祉向上と、治安の穏やかなることを願い…開催されているとのことでした。
式典自体は30分程度でしたが…はいばら太鼓の公演に演歌歌手・松本きよみの熱唱、牧之原吹奏楽団に菅山小学校神楽クラブの『創作神楽』、そしてフラダンスに牧之原音頭まで…とても豪華なアトラクションを堪能させていただきました。