往く夏を惜しむ
8月最終日は、とても忙しい日曜日になりました!
まずは夜明け前の午前5時30分に、地頭方海浜公園での商工会主催『まきのはらマキティー海遊祭 第2回カヤック・フィッシング・ジャパンカップ2014』の開会式に参加しました。昨年は台風接近で土砂降りの雨となり中止でしたが…今年は薄曇りで暑くもない、絶好の釣り日和…かと思ったのですが…何と海辺は風が強く、海上も波が高くて…『※カヤックフィッシング』には大変厳しいコンディションでのスタートとなってしまいました。
安定性に難のあるカヤックは、とても揺れるので、手元や竿先を凝視していると気分の悪い人が続出してしまうのだそうです。というわけで、大会が始まっても50人の選手の大半は、堤防に上がったり、腕組みをして波間を見つめたり。。。ちょっと不思議な釣り大会となりました。
しばらく観戦していましたが、沖合に出て行ったカヤックは、すぐに豆粒ほどの大きさになってしまい、途中の釣果などわかるすべがありません。後ろ髪を引かれる思いで、地頭方港を後にしました。
次いで午前9時から、静岡空港で行われた『2014年静岡県総合防災訓練・富士山静岡空港災害ボランティア参集及び災害ボランティアセンター訓練』を見学させていただきました。
私が昨年まで2年間務めていた特定非営利活動(NPO)法人静岡県ボランティア協会が県の社会福祉協議会らと共同で主催した訓練で、駿河トラフ・南海トラフ巨大地震の発生から1週間が経過したと仮定して、大規模災害時に災害ボランティアをどうのように静岡空港に受け入れれば、一番効果的か? ということを牧之原市を始め、近隣のボランティア団体のみなさんと協議していました。
今夏の近畿地方や広島での豪雨被害、土砂崩れ災害でも連日、数多くの市民ボランティアが献身的な活動を行っていることが、報道されています。いつ来るか分からない大災害に備え、日ごろからこういった話し合いを進めていくことは、とても重要であると思いました。
昼前に自宅に戻り、前日から集まった市内外の友人たちが、朝からわが家の庭で準備していたバーベキュー大会に合流しました。前夜からさらに参加者が増えて、入れ代わり立ち代わりで30人以上の仲間が交流を深めました。もちろん、材料費や飲み物代、燃料代は参加者の人数で頭割りしてみんなで楽しみました!
そして午後3時からは、牧之原市の誇る静波海水浴場の『閉場式』に参加しました。この夏は、台風などの影響による天候不順(特に週末に…)などで、合計8日間も「遊泳禁止」だったことが響いて、海水浴客は昨年比3割減。さがらサンビーチを併せても、昨年から16万2000人減の37万8000人だったそうです。これは、東日本大震災の影響yで過去最低だった2011年に次ぐ少なさなのだそうです。
天候に左右されるのは、ある程度仕方がないこととはいえ、この夏大人気だった大井川鉄道の「機関車トーマス」列車などの企画を参考にして、しっかりとした固定客やリピーターを呼び込むことができるかを真剣に考えていくことが大切だと痛感しました。
◆カヤックフィッシング 魚のいるポイントへ自在に移動する手段としてカヤックを使う新しい釣りのスタイル。 徒歩では届かない、ボートでは浅すぎて入れないポイントで釣ることができる。 それまで誰も仕掛けやフライを投げたことない場所を開拓できる。 また、エンジン音やモーターの音がないので、 魚に気づかれずに速やかにキャスティングできる。牧之原市商工会では2012年10月に「 「1人乗りのカヤックに乗った釣り人たちが、沖合を自由自在に動き回り、制限時間内に釣り上げた魚の総重量で優勝者を決める」という大会ルールで「第1回ジャパンカップ」を開催した。(昨年は荒天のため中止)