脱力の1日
今日は1日、脱力状態で過ごしました。早朝5時にキックオフだったブラジルW杯準々決勝「コスタリカ対オランダ戦」。
前回大会優勝国のスペインから5点を奪ったオランダの超豪華攻撃陣の猛攻を、防いで防いで、守って守って、無失点でしのぎ切ったコスタリカの大健闘に、心の底から感動しました。120分間、奇跡的な好セーブを連発し、何度も相手選手と激突して、ピッチ上でのた打ち回ったGKナバスに勝たせてやりたかったです。延長後半14分にPK戦用に193センチの第3キーパーを投入するオランダのファンファール監督の「高校選手権」みたいな奇策に、まんまとやられてしまったことが悔しかったです。
別に妻の母国だから応援してたってわけじゃなく、とってもたくさんの友達がいる素晴らしい中米の小さな国の奮闘は、清々しかったです。
『世界を驚かす』とか『自分たちのサッカーを貫く』というのは、 今大会のコスタリカのような戦いを言うのではないでしょうか?
興奮冷めやらぬ中、静波体育館で行われた「静波区女子バレーボール大会」の開会式に、同僚の大井俊彦市議とともに出席しました。来賓あいさつで、大井議員は先日の被災地視察の概要を話しましたが、私は1時間前に決着したW杯の熱戦のことが頭から離れずに(笑)…「スポーツの魅力」とか「チームワークの大切さ」という凡庸なテーマに終始してしまいました。
午後からは自宅で、昨年9月に亡くなった母の新盆に訪れてくださる地域や親しかったみなさんをお迎えしていました。昨年の今ごろは、母の病状が悪化して榛原総合病院に入院する直前でした。あれから、ものすごくいろいろなことが起こった1年でしたが…それでもやっぱり、月日の経つのは早いですね。庭ではセミも鳴き始めました。