昨夜の名護市長選の結果や東京都知事選の展望、そして牧之原市内でもさまざまな重要案件が目白押しの時期ですが…毎日このブログを読んでくださる方にも、書いている自分自身にも、だいぶ疲れが見えてきたような気がします。
だから、本日は思いっきりプライベートは話題を書かせてください!(いつも通り?)
昨年の今日1月20日、わが家の愛猫マロが、突然、家出しました。そして、それが大石家の「激動の2013年」の幕開けでした。
ミルクティー色のカワイイヤツで、生後3カ月で里親探しのNPOから譲り受けました。しかし、成長するにしたがって、どんどんわがままになり、2度目の春を前に発情期を迎え、いつものように家を飛び出したまま帰ってきませんでした。「まだ若いし、いつかは、こいつの子どもが見たいし。。」と、譲渡時の約束だった去勢手術を先送りしていた私の責任でした。
失踪後1カ月ごろまでは、市内各所から目撃情報が寄せられていましたが、今ではまったく消息不明です。でも、私は彼がいつか、寅さんのようにひょっこり帰ってくるような気がしてなりません。
そんなことを考えながら、愛犬カロと散歩に出かけようと庭に出た時のことでした。窓の外の鉢植えの中に、キジトラの若いネコが、日向ぼっこをするように鎮座していたのです。
わが家の庭には、常時ノラネコが4、5匹出没します。別のキジトラの母子もいます。しかし、どのネコも、みんな私やカロの姿を見かけると、必死の形相で一目散に逃げていくのです。
ところが、このネコは、堂々としてまったく逃げる素振りがないのです。「病気なのかな? 弱っているのかな?」と心配になって近寄ると、なんとノドを鳴らして、私の手に額をすり寄せてくるではありませんか! そんなこと、飼っていたマロでさえ、ほとんどしませんでしたから、もう驚きでした。
頭をなでながらよく観察すると、両耳の裏側に大きな傷があり、大量の出血跡があったのです。これでは放ってはおけません。ネラさんを呼び、マロのネコ缶を与えるとあっという間においしそうにペロリ。。しかし、不思議なことに、体はきれいだし、体格は細身だけど健康そうだし、ノミもいない。ケガ以外は、まるで飼い猫みたいなのです。
生後1年ぐらいのオスでした。そのまま、当たり前のように家の中に上がり込み、電気ストーブの前に寝転びました。「この子はいったいなんなんだ? どこから来たのか?」と首をひねりながらも抱きかかえ、車に乗せてお世話になっている相良の動物病院に連れていったのです。
先生の診察によると、耳の後ろの傷は、虐待やケンカによるものではなく、耳の中が汚れていてカユイので、後ろ足でかきむしったことによる「自傷」でした。確かに、ノラにしては異常なほど、四肢の爪が長くとがっていたのです。耳を掃除してもらい、傷口に薬を塗ってもらい、ノミ・ダニ避けの薬を付けてもらいました。
帰宅すると、うれしそうに待ち受けていたカロと、鼻をすり合わせてごあいさつ。まるで、生まれる前から住んでいたかのような態度と愛想の良さで、すっかり家族みんなと打ち解けてしまったのです。
今日がマロの失踪日でなければ、私はきっと何もしませんでした。。。さて、これからどうすればよいのでしょう?