幸せのコウノトリ
選挙戦2日目の本日21日、うれしいできごとがありました。
以前、書いたように、私は今回の選挙では、先月25日に亡くなった母の真っ赤なミニワゴンの助手席に乗って、広い牧之原を東奔西走しております。亡くなる2週間ほど前、母は「私はもうとても、あなたの選挙の投票日まで生きていられないわ。2度のあの車に乗ることはできないから、どうか選挙カーとして使ってちょうだい」といって、日本中を旅した愛車を譲ってくれたのでした。
そんな思い入れの深い車で、細江から坂部に向かう途中の田んぼの中の道を走っていた時でした。長いレンズを付けたカメラを構えた4、5人の男性が座椅子に座って遠方を一生懸命に撮影しているのが見えました。「はて? 遠くを走る選挙カーを撮っているわけでもないよな? 静岡空港に珍しい飛行機が来るんだろうか?」と不思議に思いながら、元新聞記者の習性、そして新人候補者の鉄則wwで、車を飛び降り、彼らのもとに走りました。素性は、あえて聞きませんでしたが、どうやら地域の野鳥の会のみなさんのようでした。
「いったい何を撮っているのですか?」
「コウノトリだよ。数日前から、あそこの田んぼにいるんだよ」
「え! どうやってみなさん、そのことを知ったのですか?」
「オレたちはネットでつながっているからさ。テレビや新聞に教えると騒ぎになって、大勢の人が来ちゃうからさ。。黙っているんだよ」
「ふーん。。。すごい連携ですね」
「まあね。。でも、大石さんツイてるね! 今、あんたの選挙カーの上を幸運のコウノトリが飛んでいったよ!!」
「え? すごい! ありがとうございます!!」ヾ(^▽^)ノ
天国の母が、送ってくれた使者かもしれません。。。分かりますかね? 選挙カーの上空30m付近にかすかに見える傷のような線が、コウノトリです。見えませんか? ごめんなさい! 私のスマホでは、これが限界でした!
しかし、どうして大事な? 候補者を道端に残して、あの車はあんなに遠くに行ってしまっているのでしょうか? もちろんすぐに、この出来事を車内のみんなに報告するため…いや、選挙活動再開のため(笑) 200mの道のりを全力疾走したことはいうまでもありません。。