お年寄りに優しい町を
毎日、各町内を回り続けていると、これまでの人生では、気づかなかった…いや、正確には、気にも留めなかった現代社会の現実に直面します。
ほとんどのお宅で、日中に玄関先に出てきてくださるのは、お年寄りの方々であるという事実です。本日、伺ったお宅には、もうすぐ元気に100歳になるおばあさんがいらっしゃいました。
わが牧之原市には、現在100歳以上の方が21人もいらっしゃいます。そして来年3月までには、さらに9人が100歳を迎えるそうです。他の市町の数字は知りませんが、人口5万人弱の地方都市に、100歳のお年寄りが30人! 昔とは比べものにならないほど、この地域も高齢化社会は進んでいます。
某町内の公民館に、近所の年寄りたちが集まって、楽しそうに世間話をされていました。子供とお年寄りが大好きな私は、なるべく大きな声で、ゆっくりと、一生懸命にお話をさせていただきました。このみなさんのように、誰もが健康で幸せな老後を過ごせるような施策や社会保障の充実も、真剣に取り組むべき課題です。