けんGブログ
2023年12月6日 : 訂正しないが…白紙にする

訂正はしないが…白紙にする!?
静岡県議会は本日6日、川勝知事が10月に公の場で「東アジア文化都市2023の発展的継承センターを三島市内に置きたい」「現在、土地を物色中で詰めの段階」等と発言した問題について、67人の全県議が共同で提出した抗議の決議案を、全会一致で(=当たり前ですが…)決議しました。
これを受けて川勝知事は「極めて重く真摯に受け止めています」「知事として何を考え、何をしたいのかというビジョンを県民にお示しするのも私の仕事ですが、誠に申し訳ない」「いったん立ち止まることとし、白紙にします」等と述べました。
結果的に、全議員が求めていた「三島市を拠点とした東アジア文化都市の発展的継承センター」や「詰めの段階」という知事が独断で口走った、完全に時期尚早な発言内容の訂正は実行されず…
知事自らが「(構想を)白紙にする」ことで「発言自体なかった」かのような玉虫色の着地となり…ワタシには、モヤモヤ感が残りました。


【6日の代表質問】
【江間治人(63=ふじのくに県民クラブ) 】
1 知事の政治姿勢について
(1)知事の不適切な言動による信頼喪失への対応と今後の職務執行
(2)知事就任後の静岡県の課題への対応
ア 経済政策
イ 財政運営
ウ リニア中央新幹線建設に係る知事の言動
2 令和6年度当初予算の方向性について
(1)編成方針
(2)中小企業支援
(3)県内の農業及び水産業の振興
(4)みるスポーツによる地域活性化
3 歯科口腔保健の推進について
4 激甚化する自然災害対策について
(1)災害対応力の強化
(2)豪雨災害対策
5 遠州灘海浜公園(篠原地区)の進捗状況と今後の進め方について
6 教育施策の方向性について
(1)県立高校の在り方に関する基本計画
(2)青少年教育施設の教育的効果
7 女性警察官の採用、登用の拡大について
【伊藤和子(66=ふじのくに県民クラブ)】
1 知事の政治姿勢について
o 令和6年度当初予算編成と事業見直し
2 自助、共助の防災意識の醸成について
3 マイナンバー情報総点検の状況と今後の対応について
4 デジタル形式の公文書の管理について
5 リニア中央新幹線建設事業における南アルプスの自然環境の保全について
6 インバウンドの回復に向けた観光振興について
7 アフターコロナにおける民俗芸能の振興について
8 結婚の希望をかなえ、安心して出産や子育てができる環境づくりについて
(1)若者の結婚・子育て観の醸成
(2)プレコンセプションケアの推進
(3)病児・病後児保育への支援
9 県産品のイスラム圏への輸出拡大について
10 浜名湖における貧栄養化対策について
11 遠州灘海浜公園(篠原地区)における公園整備及び周辺のまちづくりについて
12 県立ふじのくに国際高等学校の開校に向けた取組について
13 薬物乱用防止対策について
2023年12月5日 : 治山・砂防推議連の視察

本日は、静岡県議会所属会派の『治山・砂防事業推進議連』の現地視察で、伊豆地域の2つの被災地の復旧・復興事業の現場に、総勢31人の県議で伺いました。
午前中は、一昨年7月の集中豪雨による膨大な土石流により、28名もの尊い命が失われた熱海市の逢初川の上流部に、本年5月に完成した砂防災害関連緊急事業『伊豆山砂防堰堤』を視察しました。
午後は、4年前の令和元年9月の台風15号で山腹斜面が大崩壊。直下の河川が閉塞して収穫直前の水田約20ヘクタールが水没した伊東市池地区の治山工事の現場で、復旧事業の詳細と現状を詳しく伺いました。
近年頻発化、甚大化する一方の自然災害で、とてつもない被害を被った地域の迅速な復旧・再興のため、国と県が背負う責任と義務を改めて痛感するとともに、これから先の継続的な予算捻出と事業継続、監視や予防態勢の確立の必要性を強く再認識しました。


2023年12月4日 : 目指せ!牧之原の熱海富士

目指せ!『牧之原の〝熱海富士〟』!(^-^)/
牧之原市立川崎小学校6年生の松本衛クン(やいづ少年相撲クラブ)が昨日3日、東京・両国国技館で開催された『36回全日本小学生相撲優勝大会』に、東海ブロック代表として3年連続出場を果たしました。
結果は惜しくも初戦敗退でしたが…「この悔しさは中学校で晴らします。将来は、焼津出身の翠富士さんや熱海富士さんのような強い力士になって、静岡の相撲を盛り上げたいです」と張り切っています。
小6にして155cm、82kgの立派な体格の衛クンは、レスリングでも将来を嘱望されている成長株です。今年の『全国少年少女レスリング選手権』の70kg超級の部で3位に入るなど大躍進中! 中学でも二刀流で頑張る覚悟です!
ワタシは以前から地元の新星・衛クンの存在は熟知していて…昨年の元旦に、さがらさんビーチで初日の出を拝んだ直後に、当時小4だった彼を挑発してww極寒の砂浜で真剣勝負に挑みましたが…モノの見事に、仰向けに浴びせ倒されました!(´▽`)
牧之原市、そして静岡県内のお友だちのみなさ~ん! 前途洋々の衛クンをよろしくお願いしま~す!(^-^)/
2023年12月3日 : 津波注意報で防災訓練中止

今朝は『地域防災訓練』が予定されていましたが…未明にフィリピン沖で発生した地震による津波注意報への対応のため、多くの市町で中止になりました。
「県の危機監理部からの指示とかで、全県の太平洋沿岸では、一斉に中止を決めたのかな?」と想ったのですが…SNSを見ると、実施した自治体もあったようです。
各市町の判断の違いを明日、県当局に確認したいと思います。
くしくも訓練開始の予定時刻だった9時に注意報が全面的に解除されたので、それから愛犬たちと遅い散歩に行きました。
風はありましたが、海は穏やかで…波間には普段のサーファーの代わりにたくさんの海鳥たちが浮かんでいました。

静岡県議会の文化観光委員会副委員長として『東アジア文化都市2023静岡県 ふじの式典』に出席した後、クライマックス公演『歓喜に至れ!~ベートーベン「第九」による』を観劇しました。
本年度、静岡県が国からの依頼を受け、中国の成都市、梅州市、韓国の全州市と一緒に担当し、さまざまなイベントに関わった『東アジア文化都市事業』の閉会式でした。
文化庁の都倉俊一長官や、来年度の日本の担当県・石川県の馳浩知事も引き継ぎのために来場していました。式典も公演も華々しくて盛り上がりました。
川勝知事と同じくらい今、日本全国から注目されている馳知事に「23、4年前、渋谷の新日本事務所で契約更改を取材した時に怒られた元ニッカンの大石です!」と言って、名刺交換をしたかったのですが…
席が遠くて断念しました!(*´∀`)♪
2023年12月2日 : 駅伝・海岸清掃・Jリーグ

快晴微風の最高のコンディションの下、4年ぶりに沿道からの声援が可能となった『第24回静岡市町対抗駅伝』が開催されました。
牧之原市は、アンカーの大澤巧史さん(麗澤大4年)が区間3位と快走するなど、昨年より順位を1つ上げ、市の部23位。敢闘賞を獲得しました。吉田町は町の部3位でした。

昼からは、牧之原市の地頭方海浜公園で開催された『第41回ラブ・ジ・アースミーティング』に、駆け付けました。
今から20年前の2003年に、全国のオートバイ愛好家の方々が「地球に負荷を掛けているわれわれが、地球に恩返ししよう!」と相良町(現牧之原市)のさがらサンビーチで海岸清掃を行ったのが始まりです。
それから20年…北は北海道から南は福岡県まで、全国各地の海岸で実施してきましたが…活動発祥の地(=聖地)の牧之原市は、今回で実に13回目で断トツの最多開催となりました。
県内外からの参加者のみなさんが、一心不乱にゴミ拾いをしてくれたことで、今回もすっかり綺麗になりました。牧之原市の政治家を代表して奉仕活動に励んでくださった地元・地頭方在住の原口副議長とともに、歓迎と感謝のご挨拶をさせていただきました!(^-^)/

30年前のJリーグ元年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)の決勝を旧国立競技場で取材していました。
Jリーグ創設時の「オリジナル10」の両クラブの歴史的再戦。エスパルスの時空を超えた雪辱を祈っていましたが…ヴェルディの劇的な16季ぶりのJ1復帰にも痺れました。カズ、ラモス、武田、北沢、都並、柱谷…あのころのヴェルディは憎らしいほど強かったです。
そしてワタシは恥ずかしいほど若かったのです!(^^;)
2023年12月1日 : 不穏な空気で12月議会開会

静岡県議会12月定例会が開会した本日12月1日、県庁の控室でとても珍しくて「ご利益間違いなし!」のお宝級の〝お守り〟をいただきました!!(*^^)v
着工から4年以上の歳月の末、今年5月についに貫通した『三遠南信道』最大の難所で、長野・静岡の県境に位置する青崩峠の下を貫く延長4998mの『青崩峠トンネル(仮称)』の貫通点で採取された石を…事業者の国交省が「難関突破のお守り」として300個装飾し、10月まで関係者や希望者に無料で配布していた貴重品です!( ゚Д゚)
このトンネルは、すぐ近くを大断層の中央構造線が走っていることから周囲の地盤は非常に脆く、過去にルート変更を余儀なくされるなど「史上最難関のトンネル工事」と言われていました。
ちなみに…リニア新幹線トンネルの静岡工区の長さは、この青崩峠トンネルの約2倍の8900mですが、工期は約5分の1の10カ月とされています。
私は今年6月の一般質問で、天竜川にほど近いこのトンネルの両出入り口の標高が「静岡県(浜松市)側が682m、長野県(飯田市)側が592mであり、海に近い静岡県側の方が90mも高いこと」を指摘し…
「静岡県の水が、4年間も長野県に大量に流れ出ていたのに、どうして問題にしなかったのか?」「工事による大量の発生土は、どこに運び、どこに積んだのか?」「土質や環境に与える問題点は、工事の前に科学的に確認したのか?」「有害物質を含む要対策土についても協議や調査を行い、どこに置いたのか?」など、県のダブルスタンダードな姿勢を追及しました。
]なので…思い入れの深いこの約1cm四方の石のお守りを、ずっと大事にしたいと思います!(*'ω'*)
当時の県のあきれた答弁など詳細は…⇒ こちら!!

12月定例会も、初日から川勝知事の新たな発言が大きな波紋を呼びました。
知事は、議会や担当部局には隠して秘密裏に進めていた事業の内容を経済界の重鎮だけに「詰めの段階」等と開陳したことを問題視され、11月29日に常任委員会から不用意である」として訂正を申し入れられたにも関わらず拒否。本日も、文化観光委員会と総務委員会の両委員長で「閉会中審査の委員長報告」で「不適切」で「不用意」な発言だったことを強く指摘されました。
しかし…直後の提案議案の知事説明の中で…「申し入れを真摯に受け止めています」と話す反面、「思いを語ったものであり現時点で何も決まっていない。そのため訂正は致しませんが、今後、県議会の皆様を始め、広く議論していただければと思います」とあたらめて、頑な態度を繰り返しました。
これには会派内で怒りの声が続出。本会議後の議員総会では、当選7回の大ベテランの杉山盛雄先生が、執行部に対して「完全に舐められている。『真摯に受け止めるが訂正はしない』なんて日本語はない! 訂正させなければダメだ」と声を荒げるなど、紛糾しました。
この問題の経緯など、詳しくはこのテレビ静岡のリポートをご覧ください!(笑)⇒ こちら!!

2023年11月30日 : 元気ない日はコスタリカ

本日は、このところの疲れがどっと出た感じで…我が家の愛犬・もうすぐ14歳のカロの寝姿のような一日を過ごしていました。
体調が良くない上に、国政も県政も何だかゲンナリする話題ばかりで…。気が重くてたまらないので、先日著者から届いた『コスタリカ~「純粋な人生」と言い合う平和・環境・人権の先進国』(高文研発行、1800円=税別)という本を読みました。
著者の国際ジャーナリストの伊藤千尋氏(74)は、元朝日新聞の敏腕記者で、中南米全域をカバーするブラジル・サンパウロ支局長やロサンゼルス支局長等を歴任したラテンアメリカの政治や社会を熟知した専門家です。
私は大学時代、彼が書いた「燃える中南米」という岩波新書を書店で見つけて、中米の楽園コスタリカへの興味を深めました。ジャーナリストも目指しました。
数年後に、コスタリカ人の伴侶を得ましたが、同国に滞在したのは通算でも2、3カ月です。ジャーナリストにもなれましたが…スポーツ新聞の記者だったので、中南米に特派されたのは、ペルーの日本大使公邸人質事件の時ぐらいです。でも…間違いなく影響は受けていたわけです。
それから紆余曲折の末、私も年を取り、人生経験を重ねて持論も身に付け、曲がりなりにも政治家となり…伊藤さんの礼賛するコスタリカを、100%手放しで、もてはやすつもりはありません。
しかし、確かにこの数十年間の複雑な国際情勢の中、コスタリカが選んだ異色の道は、瞠目すべき現実だと思っています。
ご興味のある方は、ぜひお読んでみてください!!

2023年11月29日 : 訂正する程の事じゃない?

静岡県のローカルニュースでは案の定、物議を醸していますが…静岡県議会の総務委員会は本日29日、川勝知事が議会や担当部には隠して、秘密裏に進めていた事業の内容を経済界の重鎮たちに「詰めの段階」等と断言した一件について「発言の訂正」と「猛省を求める」申し入れを行いました。
9月議会終了後、知事本人や関係部局、国の交渉窓口の担当者も呼んで…3回にも及ぶ閉会中審査の末に、西原明美委員長以下、知事会派の委員も含めた10名全員が連名で提出した重い〝抗議文〟だったわけですが…
川勝知事は「(発言を)訂正するほどのことではないと想いますが…」とか「構想を語るのが(知事としての)自分の仕事」などと…柳に風。話は全くかみ合わなかったそうです。
「知事の態度から『絶対に撤回なんかしないぞ!』という固い信念を感じた。今まで自分で散々『次に不適切な発言をしたら辞めます』と言い続けてきたから、意地でも誤りを認めたくないんだろう。また責められるのが怖いんだね」と総務委員の1人は私にあきれ顔で解説してくれました。
「過ちては改むるに憚(はばか)ること勿(なか)れ(=過ちを犯したら、ためらわないで改めよ)」という論語の教えは、博識の知事の頭の中にはないようです。
一方で、やはり本日29日、静岡県はリニア新幹線工事を巡り、山梨県側に流出する可能性がある大井川の水の量を上流の田代ダムの取水を抑えることで補うという〝田代ダム案〟を「正式に了承した」ことをJR東海に通知しました。
以前なら、この話が出るたびに「代替案になんかならない!」「水利権と工事の湧水では話の次元が違う!」と知事や難波副知事(当時)が言下に否定していたのに…変われば変わるものですね??

今夜は富士市のロゼシアターで、静岡県議会第122代副議長の鈴木澄美(すみよし)県議(67=4期)の就任祝賀会が開催されました。真面目で温和な鈴木副議長の人柄が偲ばれる心温まるパーティーでした。
下の写真は、昨日28日に島田市の宮美殿で開催された河原崎聖県議(59=3期)の自民改革会議政務調査会長就任祝賀会の1コマです!
2023年11月28日 : 牧之原の素敵な道とお茶

本日は朝から、牧之原市の杉本市長、菊川市の長谷川市長と赤堀県議と一緒に『国道473号バイパス整備』に関する要望のため、県の島田土木事務所と県庁の交通基盤部を訪れました!
新東名から国道1号、そして東名高速や国道150号とつながり、静岡空港にも連結し、御前崎港につながる静岡県のど真ん中を縦に結ぶ極めて重要なバイパスで唯一、長年に渡り未着手だった東萩間ICから沢水加ICの区間が、いよいよ着工の運びとなってきましたが…
現在、牧之原市が進めている相良牧之原IC北側地域の開発に併せ、①地域交通や交通安全への十分な配慮 ②土地区画整理事業を考慮した道路構造の検討 ③地元住民や関係自治体との定期的な協議…を強く要望しました。
また、牧之原市の単独要望として、15kmの海岸線の中で地区により進捗率に偏りがある津波防潮堤等の整備促進を、川勝知事と勝又交通基盤部長に対して要請しました。

今夜は、明日から東京で始まる内閣府主催『アジア青年の船』に、日本代表として参加する焼津市出身の柴原孔太郎君(21=宮崎大3年)を牧之原市役所で出迎えました。
説明しなければならない情報量が多すぎて、よくわからないかもしれませんが(笑)…柴原君と彼のお父さん(下段写真左端)の2人は、どちらもワタシの高校の後輩です。
ワタシが以前投稿した、今のワタシの原型を作った『世界青年の船』や『アジア青年の船』への「参加青年を募集します」という呼び掛けに応えてくれた孔太郎君は、見事合格したわけですが…
「今回、アジア19カ国から来日する100人の海外青年に、地元の静岡のお茶をプレゼントしてPRしたいんです! 大石さん! ご協力いただけないでしょうか?」と頼まれてしまったというわけです。
なので、すぐに牧之原茶応援隊のH池隊長に相談したところ…牧之原市のお茶振興課を通じて、牧之原市茶業振興協議会が、牧之原茶の販促のために製作した深蒸し緑茶と和紅茶のティーパック10個入り(600円=推定)をそれぞれ100袋ずつ提供してもらえることとなったのです。
本来は、本日の夕方に来庁して杉本市長から直々に200袋を受け通る予定だったのですが…宮崎から名古屋までの飛行機の出発が強風で大幅に遅れ…公務のある市長が対応できなくなったことで、急きょ不肖ワタクシが榛原庁舎に駆けつけて、プレゼンターを務めさせていただきました!!
孔太郎君には…「我らが静岡牧之原茶の魅力と美味しさの理由、そして飲み方をアジア各国のエリート青年たちに英語と実践で伝え、その様子をSNSで発信し、将来のインバウンドや日本茶の輸出の拡大につなげるように…」という大きな宿題を課しました!(^^)/ タノンダヨー
2023年11月27日 : これぞ我が家の国際交流

今日は、もう1人の双子の息子・晃司アントニオの働くカタショー・ワンラボが、このほど始めた…親日家の外国人を対象にした国際交流のホームステイ事業のプログラムで、築百年の我が家に台湾からの女性3人をお招きしました。今夜は母屋にお泊りです。
黄さん、康さん、江さんですが…日本語で音読みすると、全員「コウさん」ですね?(笑)
それにしても…カタショーは、とってもいい仕事をしていると感心するばかりです。ただの「遊んで泊まれる小学校」ではありません!
ワタシと晃司の帰宅前に、彼女たちを出迎えたのは、コスタリカ人のネラさんで、そのネラさんがスーパーで食材を買って、すき焼きを作って提供していました。
日本の文化や料理(…やDNA)を外国生まれの人たちに伝えていることに関しては「ウチは、やっぱり本当に変な家族だよなー?」と思います。( *´艸`)
その礎を築いてくれたのは、今は亡き母であり、その母をこの家に連れてきた父でした。

一方、昨日の舞台公演で活躍した双子の兄の悠司マリアーノは、大好きだった祖父母の墓参りをしてから、東京に帰っていきました。
2023年11月26日 : 改めて感じた演劇の魅力

菊川市の市民劇団「劇団静岡県史」の舞台『徳川家康公と朝鮮通信使』(静岡県ほか後援)が本日26日、菊川文化会館アエル大ホールで開催されました。
17世紀初めの日本と朝鮮との絆と国交回復までの知られざる激動の物語に感動しました。私の必死の呼び掛けに応え、本当にたくさんの友人・知人のみなさんが家族や知り合いを連れて観劇に訪れてくださって、本当にうれしかったです!(*^^*)
三浦按針(ウィリアム・アダムス)と対馬藩主・宗義成の二役を演じた特別出演の長男マリアーノも頑張りました。地元のお祭りの舞踊と東京での舞台との往復で体調を崩し、直近の2週間は共演者のみなさんとは一緒に稽古ができなかったのですが…今まで以上の〝プロ根性〟を発揮して、最後の最後に間に合わせてくれました。
ステージでの自信に満ちた立ち居振る舞いや長台詞の暗記、よく通る声と活舌の良さ…プロアマを問わず、舞台俳優の凄さ、素晴らしさを改めて実感しました。
感動的な歴史劇を企画してくださった主宰の松尾朋虎さんを始め、すべての関係者のみなさまに心から感謝いたします。

今日の午前中は、牧之原市の相良地区の公民館祭りが目白押しでした!(o^-')b !
新庄区の舞台で、生まれて初めて谷村新司の『昴(すばる)』を唄い、詰めかけたみなさんから間違いなくワタシの〝カラオケ人生〟で最大の拍手をいただきました(笑)
波津第2ブロックでは、タイミング良く餅投げ役を頼まれて張り切りました!(^-^)v
福岡区では唐揚げとかやくご飯と赤飯。白井区では、焼きそばをいただきました!(^-^)v
神寄区では、若い区民のみなさんと楽しい会話ができました!(^^)d

7年前の2016年(平28)11月26日の早朝、父・哲司が77歳で他界しました。あの日と同じような肌寒さの薄曇りの今朝、庭の河津桜が、この秋2度目の〝返り咲き〟をしていることに気づきました。
ここ最近の衝撃的な日々の後だけに…『輪廻転生』とか『永劫回帰』といった言葉が、脳裏に浮かびました。
2023年11月25日 : 榛葉達也さん!ありがとう!

昨日から牧之原市の斎場でしめやかに営まれた故・榛葉達也さん(享年32)のお通夜と葬儀で、今まで感じたことのない切なさと、自分の無力さを思いました。
弟さんや喪主の奥様、そして…死期を悟った後のご本人が残した参列者へのメッセージ。。どれも、万感胸に迫る素晴らしいものでした。
四方八方から聞こえる嗚咽やすすり泣き、その場にはふさわしくない若者が半分以上を占める会場の空気を肌で感じ…「真面目で一途で、純情で真摯な32歳の熱血教師が夭折するということは、こういうことか!」と、改めて目頭が熱くなりました
夕方から剣道の稽古に行きました。先月ヒビが入った右脇腹の肋骨は、まだ万全ではありませんでしたが…「剣道が、好きで好きで…でも、もうできない達也君の苦しみや無念さを想えば、あばら骨の1、2本の痛みなんか屁でもないや」という気になりました。
私は彼の生涯とちょうど同じくらいの期間、剣の道を外れ、即物的で自分勝手な人生を無為に過ごしてきたような気がします。
剣道や教育に関して、私は榛葉さんのように天から与えられた使命も能力も持ち合わせてはいませんが…今の立場で「俺にしかできない〝何か〟をこの世に遺そう!」と、自分自身に言い聞かせました。
「絶対にあきらめない!」「可能性がゼロでない限り、全力を尽くせ!」。自分の子どものような年の若者に、人生で一番大切なことを教わりました。榛葉達也さん! ありがとうございました。

午前中には、勝間田区の多目的広場『かつまーれ』で、開催されていた「秋のやすらぎフェスタ」にお邪魔しました!
「誰でも、その場で参加できちゃう気軽な運動会?」という楽しいコンセプトに誘われた老若男女の市民で…4つある駐車場がすべて満車となる大盛況でした!(^-^)/
いつものように、ラテンダンスのサルサとズンバには、飛び入り参加して華麗なステップを披露しましたが…
スタッフから事前に出場者用の黄色いハチマキを渡された障害物競走は、若い友人のお子さんに代走をお願いしました!(^-^)v
2023年11月25日 : 榛葉達也さんとの別れ

17日に32歳の若さで夭折した榛葉達也さんのお通夜が本日24日、牧之原市細江の斎場でしめやかに営まれました。剣道関係者を中心に、本当に多くの参列者が訪れて、不世出ともいえる偉大な若き指導者、教育者の死を悼みました。
数日前にお悔やみに伺った時にも感じましたが…1年半に及ぶ過酷な闘病生活を終えた榛葉さんは…稽古着姿の身体こそ痩せこけて小さくなってしまっていましたが、その生来の端正な顔つきは大事を成し遂げた後のように引き締まり、どこか穏やかな笑みを浮かべ、不思議なオーラに包まれているように、私には見えました。美しい仏像のような姿でした。
祭壇前でのご焼香を終え、続々と弔問に訪れる剣道の先輩後輩と挨拶をしながらも去りがたく…会場の広報に山のように展示されている在りし日の故人の写真や思い出の品々、そして彼が各地で行った命の大切さや素晴らしさを説く熱い講演後に、全国から届いた感想文や激励の手紙に目を通していると…
なんと榛葉さんの奥様の美咲さん(29)が、私を見つけて歩み寄り、声を掛けてくださいました。ちょうど昨年の今ごろ、市内の居酒屋で開かれた「達也君を励ます会」の楽しい思い出話に花が咲きました。
当時の様子は…⇒ こちら!!
そして、それからの榛葉家の激動の1年間を感慨深げに語ってくださいました。これから先の話も伺いました。何度も何度も感謝の言葉をいただきました。偉大な榛葉達也さんの「生きざまを伝え続けてよかったな」と思いました。

2023年11月23日 : 牧之原のちょっといい話

牧之原市の誇る〝アマチュア〟プロレス団体『牧之原プロレス』(MPW)が、なんと6年ぶりに復活しました!(^-^)v
113年前、世界で初めてビタミンB1(=オリザニン)を発見した鈴木梅太郎博士の故郷・地頭方の海浜公園で開催された『秋のビタミンマルシェ』に初参戦!
幼稚園児から高校生、そして一般市民による『ブレイキングダウン…もどき』(笑)に続き、団体の2大エースのハリケーン鬼刃(きば=48)と猪熊伸也(29)が、前回に引き続き30分1本勝負で激突!!
華麗な空中技あり、ド派手な場外乱闘ありの白熱の激闘の末、ベビーフェースの猪熊が11分20秒、コーナーポストからのボディープレスで鮮やかに勝利し、詰め掛けた観衆を大いに沸かせました!!
なお、ワタシは実況アナウンサーを担当しました。プロレス試合前の『ブレイキングダウン…もどき』では、ウチのネラさんがコスタリカの民族衣裳を着て、ラウンドガールを務めました!(´▽`)
◆牧之原プロレス(Makinohara Pro-Wrestling) 2010年(平22)8月、水道会社経営で元プロボクサーの沖本登志春代表(60)が「本当の強さとは、優しさである」を理念に設立した榛南地域初のローカル〝アマチュア〟プロレス団体。同年11月の「まきのはら産業フェア」が初興行。平日の19時から、プロレスだけでなく、総合格闘技、ボクシング、キックボクシングもトレーニングできる。他団体もうらやむ豪華なリングと練習道場、練習器具を誇る。選手・練習生は随時募集中。お問合せ先は有限会社トシズ(担当:沖本0120-15-1043 =平日9~17時)。道場は牧之原市堀野新田237-3。

牧之原のお茶屋さんが、福島のお茶屋さんに粋な善意のプレゼント!!(*´ω`*)
北関東から南東北にかけて記録的な大雨をもたらした今年9月の台風13号で、甚大な被害を被った福島県いわき市の茶小売店『柏俣園(かしまたえん)』に、牧之原市波津の老舗茶屋『相良物産』から、新品の20kg用茶箱10箱(約12万円相当)が贈呈されることとなり…
本日23日、仲介者であり、私の静岡県ボランティア協会時代の頼れる上司で、日本全国の被災地支援ボランティア界の〝元締め〟的存在である松山文紀さんに、相良物産の山本明男社長(67)から、出来立てホヤホヤの茶箱が直接、渡されました!!(^^)/
台風が直撃した9月8日から9日かけて、観測史上 1 位の 1 時間降水量を観測したいわき市では、1935年(昭10)創業の柏俣園の3代目当主の柏俣喬さん(74)の店舗兼自宅が床上60cmまで浸水し、店内の商品や備品が全滅してしまいました。
「移転新築となれば数千万円かかる」と業者に言われ「この年で借金はできない」と現在地での再建を決意しました。
それでも、改修工事で最低1000万円は必要と知り…「少しでも経費削減を…」と静岡市から支援に来ていた松山さんに「日本一の茶どころの静岡だったら、中古の茶箱ありませんか?」と相談したことで、先月私に依頼がありました。
そこで、普段から昵懇にさせていただいている牧之原市商工会副会長の山本社長に、恐る恐る話を切り出したところ…
「いいですよ! 今、まとまった中古の箱がないから、新品を差し上げますよ!」と笑顔で快諾いただいたのです!!(^-^)v
そして本日、発注から1カ月で納入された、内面ブリキ貼りの高級茶箱10箱の贈呈式が行われたのです!(私たち3人だけですが…)これまで縁もゆかりも取引もなかった東北のお茶屋さんの老店主のために…(*‘ω‘ *)
]創業がなんと江戸時代中期の1715年(正徳5)! 実に308年の歴史を誇る超老舗茶屋の第10代当主の山本社長は「ご高齢でも店舗を再建しようと頑張っているご主人の心意気に応えたい。同じお茶屋として、こんな形で協力できて喜んでもらえたら、うれしいです」と少し照れ臭そうに胸を張りました。
当初の想像をはるかに超える素晴らしい寄贈を受けた松山さんも、実に感慨深げ…。「ありがとうございます! 柏俣さんも感動すると想います。現地での反響を写真と一緒にご報告します」。
声を弾ませ、今月中に再び福島に赴く軽ワゴン車の荷台いっぱいに茶箱を詰めて、帰って行きました!(^^)/

2023年11月22日 : ただただ一筋の道を踏む

本日は、会派の『議会議案件名説明会』でした。中部電力から『浜岡原子力発電所の状況について』という報告もありました。
県当局から、12月定例会に提案を予定している補正予算案等の重要議案の概要説明がありました。懸案事項に関しては、厳しい質疑応答がありました。このところ新聞紙面を賑わせている話題についても、現状の説明がありました。
補正予算案の金額等の詳細は、情報解禁後にお知らせします。

昼前に県庁を出て、新東名を車で東に向かい、小山町にある富士スピードウェイホテルで開催された『東アジア文化都市2023静岡県記念シンポジウムー文化の首都静岡県から武道を世界へ』という県のイベントに、文化観光委員会の鈴木啓嗣委員長とともに、副委員長として出席しました。
県のスポーツコミッション担当室からのリリース文に…
「東アジア文化都市 2023 静岡県及び富士山世界遺産登録 10 周年の機会に〝文化の首都〟となった静岡県の富士山の麓から、武道における心と体のメカニズム、人材育成、地域活性化、ツーリズムの活用など、武道の有する様々な効用を国内外に向けて発信するシンポジウムを開催する」と書かれていたので、大変興味深く参加させていただきました。。
静岡県がいつから、そして本当に、日本の〝文化の首都〟になったのか? 「武道を国内外に向けて発信するため」のイベントを、どうして〝モータースポーツの聖地〟で開催したのか? 帰宅した今でも甚だ疑問ではありますが…(笑)
第一部は、歴史学者で『国際日本文化センター』の笠谷和比古名誉教授(74)による『武士道の精神』という基調講演。そして第2部では…武道を代表する剣道、柔道、相撲、空手、合気道の世界で、それぞれの〝道〟を究めた代表者によるパネルディスカッションを最前列の特等席で拝聴しました!!
武道とは、〝武士道精神〟に裏打ちされ、スポーツを超越した日本独自の伝統文化、精神文化であり…
単に技や勝敗を競い合うだけでなく、礼儀作法や道徳を学び、相手に対する思いやりや周囲や競技環境に対する感謝の思いを涵養する素晴らしい道であることを、パネリストのみなさんの貴重な体験談や固い信念・信条を聴いて、改めて実感しました。
かつて絶対に負けられない立場で頂点に立った著名な2人…大相撲の第70代横綱の日馬富士公平氏(39)、そして柔道の2000年シドニー五輪金メダリストの井上康生氏(45)の話も、人生の機微に通じる素晴らしいものでしたが…
私は、剣道界を代表して登場したニュージーランド出身の武道学者で関西大学国際部教授のアレキサンダー・ベネット氏(53=教士7段)の武道論に、もっとも感銘しました。
「誤解を恐れずに言えば、日本人にとって武道はある種の宗教です。正しく生きていくための精神的な拠り所なんです」という在日35年のベネット氏が〝柔道の父〟嘉納治五郎(1860‐1938)の金言を紹介してくれました。
〝勝って、勝ちに驕(おご)ることなく
負けて、負けに屈することなく
安きに在りて、油断することなく
危うきに在りて、恐るることもなく
ただただ、一筋の道を踏んでゆけ〟
肝に銘じました!(^^)/

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