脚本コンクールで最優秀賞!?
私と同じくインフルエンザA型を発症し、家でグッタリしている高2の長男の元に、演劇部の女子生徒2人が、吉報を届けてくれました!
静岡県高等学校文化連盟主催の『第23回高校生創作劇脚本コンクール』で、彼がなんと「最優秀賞」を受賞したんだそうです! 一体、いつの間に? 詳しく聞けば、原稿用紙100枚の大作で締め切り当日の4時間前にやっと書き上げて応募要項通りの「全原稿のコピー2部」とかいう過酷な条件を綱渡りでクリアした末の栄冠だそうです。「過去の受賞者を見ても、榛原高校の先輩の名前はないみたい!」と照れくさそうに話しています。
タイトルは、なんだかおっかない〝人狼裁判〟!! 17世紀までスイスに実在したという「魔女」や「人狼」狩りをテーマにしたオリジナル脚本なんだそうです! なんでこんな中世欧州のこんな時代に目をつけたのかさっぱりわかりませんでしたが…どうやら、今の若者の間で流行っているネットゲームがあるらしいです。そもそも、親の贔屓目でも、演技力と舞台度胸は認めていましたが…そんな長い脚本を作れる文才があるなどとは夢にも思っていませんでしたので、ビックリ仰天です。。私には書けません!!
6月に自分が主演して、島田市のプラザおおるりで開催される「中部高等学校演劇協議会」で初公演するそうです! もともと、この公演会ではプロの脚本家の短編劇を演じることが決定していたのですが、今回の快挙を受けて、顧問の先生が他の部員と相談の上、長男の作品への差し替えを決断してくれました。ありがたいことです!! このまま役者と脚本家の〝二刀流〟を極めてくれたら、親としては最高です。。世の中で成功するしないは、すべて本人の努力と運次第ですが…人のできないことに全力で挑戦する環境と立場は素晴らしいと思っています。本人の強い希望で、高校から演劇を始めたことが実を結んだようで、私もうれしいです。(親バカですみません!)
別の高校の吹奏楽部でパーカッション担当として活躍中の次男もそうですが…大きな舞台で物おじせずに、親ができないことをイキイキと頑張っている息子たちの姿を亡くなった「両親にも見せてあげたかったなあ…」とそれだけが残念でなりません! きっと手を叩いて喜んでくれたことでしょう!