中国企業が救世主になるか?
本日は、静岡市の県庁で開催された「静岡県議会日中友好議員連盟」主催の講演会を拝聴に行きました!!。
講師は、昨年11月15日に、我が牧之原市の史料館でもご講演いただいた北京市の『日本企業(中国)研究院』の執行院長で、著名な国際ジャーナリスト陳言さん(56)でした。。西原市長の肝いりの「対日投資促進事業」(MIJBC)の“ご意見番兼応援団長”として、前回は帰国後に中国のメディアやご自身のブログ等で、牧之原市の自然や観光地、そして取材に訪問した市内の企業の魅力を大々的にPRしてくださり、中国国内で大きな反響があったそうです。
前回の様子は…→こちら!!
今回の来日も牧之原市の産業経済部の招聘で…20日までの滞在では、ずっと牧之原市内に宿泊してくださっているのです。実は昨夜、国際交流協会や牧之原市日中友好協会の重鎮である中野副議長のご自宅で、夕食をご一緒させていただきました。美味しいお酒を飲み交わしながら楽しく歓談させていただく栄誉をにあずかり、とても有意義なひとときを過ごすことができました。
本日の講演も前回と同じ「変化する日中関係と主役となる地方」というタイトルで、お話になった内容もかなり似通ったものでしたが…①不確実性の増す現代で、異例なほど安定している日中の政権 ②2021年までは、日中両国の経済は安定的に成長する ③地方と民間によって「新しい日中関係」が構築されていく…という陳さんの結論を納得し、頼もしく感じました。
講演の最後には「さまざまな歴史的背景や昨今の国際情勢から、日中の国民の心の中には、大気汚染が激しい北京の空のように、灰色のスモッグがかかっています。。これを数年でクリアに処理し、相互理解と相互発展につなげていくことが今、一番大切なことです」というお言葉に深くうなずきました。
私自身はこれまでも今でも、中国企業に特化した業務提携や資本受け入れには、必ずしも全面賛成ではありませんが…西原市長がいわば政治生命をかけて取り組んでいるであろう独自の施策を興味深く、注意深く見守りながら…この先、素晴らしいと感じたことには、従来通りできる限りの協力は惜しまないつもりです。私は、どんな時でも、どんな意見にも「対案なしの反対」はしません。。大失敗に終わった五輪サーフィン競技開催地招致の件とは違い…今度は早く、何らかの成果が出ると良いと期待しています。
いつの間にか、今年も庭の蝋梅(ロウバイ)の花が、綺麗に咲いていました。
植えた人も、周りを歩いていた人もいない初めての冬です。。