重要案件だらけの合同協議会
<指定管理制度が導入される坂部保育園>
11月の牧之原市議会常任委員会合同協議会が開催され、以下の通りの報告や説明がありました。いずれも、市政の懸案や市民の関心の高い重大案件ですが、時間とスペースなどの都合で本日は簡潔な紹介にとどめます。お許しください!
いつもの通り、今後何らかの動きや新展開があった時点で詳しく解説できれば…と思っています。また、個別にご連絡いただければ、私が承知している範囲で当局からの報告の内容をお伝えします。
私や各議員の質疑の内容や個人的な意見は今回は割愛させていただきます。
【総務部】
・坂部保育園指定管理者の選定について(管理情報課、健康福祉部子ども子育て課)……牧之原市指定管理者選定委員会が、市立坂部保育園(坂部468番地1)の選定に関わる応募者2法人の審査の結果、(1)両法人とも「管理運営を委託ことができる一定の基準の能力を有するものと判断し、市長に答申した。(2)指定管理者候補の順位を、第1位=学校法人榛原学園、第2位=学校法人青山学園と決定した。
・総合観光センター指定管理者の選定結果について(管理情報課、産業経済部観光交流課)……牧之原市指定管理者選定委員会が、牧之原市総合観光センター(静波1771-5)の指定管理者として、今回応募した1法人(牧之原市観光協会)が、管理運営を委託することができると判断し、市長に答申した。ただし、7項目の付帯条件に沿って、改善努力を求める。担当課による定期、不定期のモニタリングにより「改善努力が見られない」と判断した場合、市長が指定管理者の取り消しを行う場合もある。
【建設部】
・牧之原市単独補助事業道路改良等整備事業および小規模土地改良事業の要綱改正(案)について(建設課管理課)……市道、農道、道路側溝、排水路等の改善要望箇所について、地元関係者による施工により、早期改善と経費削減を図るため、予算の範囲内で補助金を交付していたが、事業実施における地区の格差を埋め、交付額の統一化を図るため、要綱を改正する。(内容は省略)
・木造住宅の耐震補強助成制度の拡充について(都市計画課)……本年4月に発生した熊本地震において、耐震化の行われていない住宅が大きな被害を受けたことを踏まえ、静岡県が耐震化加速のための「プロジェクト『TOUKAI-0』総合支援事業」の助成の補助額を一律に15万円増額したため、本市の補助金交付要綱の記載内容を改正する。
【産業経済部】
・平成28年度のふるさと納税の状況について(商工企業課)
【健康福祉部】
・グラウンド芝生化に係る建議について(健康推進課)……市長から諮問を受けた牧之原市スポーツ推進審議会が『市内社会体育施設グラウンドの芝生化』について、候補の施設への視察等による調査研究、施設の利用団体や周辺自治会等との意見交換を行った結果、「相良総合グラウンド」が、現時点における芝生化の適地と判断し、市長に建議(答申)した。また、「社会体育施設として昼夜を問わず日常的な利用が可能である」として「人工芝」が望ましいとした。
・新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく特定接種登録申請について(健康推進課)……新型インフルエンザ等未知の感染症の世界的大流行に備え、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく、臨時の予防接種(特定接種)を行うため、特定管理システムに登録申請を行う。(詳細は省略)
【教育文化部】
・牧之原市いじめ防止対策事業について(学校教育課)……平成25年9月の国の『いじめ防止対策推進法』の可決、施行を受けての牧之原市の実態と取り組みの説明。。牧之原市の「いじめ認知件数」は、一昨年度が小中学校合わせて51件、昨年度が同19件。全国平均より少なく、内容も「からかい」「悪口」といった軽微なものがほとんどで、学校の指導によって解消されている。しかし、いじめは日常生活のトラブルとの境界があいまいで、どんな子どもや学校にも起こりうるとの認識に立ち、未然防止への取り組みと最悪のケースも想定した危機管理体制の整備を進める。(今後の取り組みは省略)
・相良公民館の閉館について(社会教育課)……これまでの経緯、住民への説明経過、今後の計画についての報告。。新しい動きとしては「広報まきのはら11月号で閉館についてお知らせする」「今後も使用実績のある63団体と来年度の代替施設の利用、予約の調整を進める」。