魅力的な地域に人は集まる
日本全国のバイク愛好家たちの手による〝海岸清掃イベント〟『第28回 ラブ・ジ・アース・ミーティング(Love the Earth Meeting)』に次男と2人で参加しました。
2年ぶりの9回目だという牧之原市での開催を前に…「前回は台風被害で酷かったけど…今年は大したことなかったし、いろんなイベントでみんながゴミを拾っているから、静波海岸にゴミはほとんどないよー!」と高をくくっていた父と子でしたが…
大会ゼネラルプロデューサー(自称ww)の役場職員のA君に、ゴミ袋を渡されて指示された場所は…想定外の勝間田川右岸(鹿島海岸東)でした! これは盲点でした!! 普段は通行止めの水門の脇の橋を渡って、現場に着いて超ビックリ!
大雨の後にはいつも打ち寄せているアシやヨシ、竹などの植物性のゴミと一緒に…泣きたくなるほど大量の飲料ペットボトルや農薬、洗剤、殺虫剤の容器やビンやカンの山…そして、漁具や漁網の一部やサッカーボール、テニスボール…あげくにごこかの工事現場から流されてきたらしい直径1㍍ほどの土管(水道管?)まで…。今まで思っていた以上に、牧之原市の投棄ゴミの実情と環境美化に対するモラルの低さは深刻な問題だと感じました!
<巨大な土管の中にあるペットボトルを拾う次男>
一瞬、目の前が真っ暗になりましたが…みんなが顔を見合わせてから話し合い、今回は自然ゴミの収集はあきらめて、人工ゴミの回収に専念することになりました…。目的と対照を絞ったことで 約70人の参加者全員が、集積場まで往復するうちに、目立っていたプラスティックやビニールのゴミが、みるみるうちになくなっていきました。
〝バイク乗りだから知っている大地。バイク乗りだからわかる風。そして、バイク乗りだからこそできること!〟というスローガンの下、わざわざこのイベントのために、遠くは岡山県から駆けつけてくださった自然派ライダーたちの熱意に、心から感謝しています!
午後からは、吉田公園に行って『第8回吉田公園クラフトフェア』と『第1回吉田野営』をハシゴしました。
クラフトフェアは、日本全国から集まった手作りの工芸品や民芸品などの200人近い職人、アーチストが、腕によりをかけて作り上げた自慢の手作りの作品を即売するイベントです。広大な県営吉田公園の芝生の上にずらりと並んだテントの中を覗いて回るだけで、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
吉田野営とは、吉田町の商工会青年部が今年から始めた「地域の魅力を発信して、若者を飛び込む音楽&ライフスタイルイベント」です!! 以前、牧之原市内でもミニコンサートを開いてくれた美声のデュオKATA-KANAのライブが良かったです!!
あらためて、隣町の活気と底力と若さを実感しました!
牧之原市も負けないように、もっともっと元気を出していきましょう!!
<クラフトフェアで今年も見つけた〝お言葉ストラップ〟の名言集>