IT時代の情報共有・拡散
すっかりIT社会が進んだ現代の情報の共有と拡散について、考えさせられた1日でした。
まずは朝から、牧之原市とのさらなる親善交流に意欲を燃やしている海外からの積極的な提案に対する対応を関係各位で話し合いました。具体的な内容は、検討中&現在進行中のため記述できませんが…なかなか前向きで将来の大きな「民間交流」…そして実のある「経済交流」にまで進展する可能性を秘めた素晴らしい提案だと思いました。
以前から、この企画に対する双方の連絡や受け答えの初動は、基本的にはSNSの自動翻訳アプリを使って行われています。話が込み入ってきたり、内容が詳細に渡ってくると…アプリの能力が追い付かず、バイリンガルの人間の通訳登場となるわけですが…最初はお互い「スマホの画面といにらめっこしながら、機械による不思議な訳文から」相手の真意を想像し、斟酌する」というすごい時代になりました。
今回もそうでしたが大変便利な反面、結果的にはSNSだけでのやり取りだけでは絶対に物事を決定してはいけません! 事実確認のため関係各所に出向き、直接顔を見て、話し合うことで…やっと真実と最高の解決策が見えてきます。21世紀の文明の利器を最大限活用しつつ…組織や社会の中では「やはり昔ながらの相手と顔を突き合わせての『ホウレンソウ』(=報告・連絡・相談)も大事だなあ…」と再確認しました。具体性に乏しい、分かりにくい話ですみません!!
午後からは、静岡市のグランシップで開催さされた「ライオンズクラブ国際協会334-C地区(静岡県)のクラブ役員セミナーに参加しました、7月から新年度を迎えたライオンズの新しい役員が一堂に会し、担当ごとに専門の研修を受ける機会です。私は、榛南ライオンズクラブの新任の「PR・L情報IT委員長」として、今後の「広報&情報戦略」についての講習に臨みました。
てっきり、事業の内容や情報などを一般に広報&拡散させるためのノウハウやテクニックの勉強をする講習かと思ったのですが…さにあらず。地元テレビ局のベテランディレクター兼リポーター氏を講師に招いての『クラブ事業活動が報道されるために、各種報道機関へのアプローチ法について』という内容でした。要するに…「みなさんの企画やイベントをマスコミに取り上げてもらうためには、こういう依頼の仕方をした方がいいですよ!」という講演でした。
たとえ自分たちのイベントや企画をどんなに熱心にお願いしても、内容が凡庸で、いわゆる〝大衆受け〟しなければ、既存の商用マスコミは関心を示しませんし、依頼者の期待通りには報じてくれません。平日の午後や休日の朝にテレビの情報番組やローカルニュースを見る人はどんどん減っている時代です。。私は、各ライオンズクラブは既存のマスコミの影響力を過信して、頼り切りにならずに、SNSやホームページなどそれぞれのコンテンツの中身を充実させ、発信手段を強化し、速報性も高め、組織の外のみなさんに、どんどん活動の情報を伝えていくしかないと思っています。
それは、あらゆる業界や団体でもまったく同じです。
<マスコミに頼らない独自の情報発信が大切です!>