安心&安全で楽しい榛南
今日は朝8時から午前中いっぱい、牧之原市内の津波避難施設4カ所もの「安全祈願祭式」や「完成式」が続きました!!牧之原市には、避難タワーや避難ビル、いのち山といった『津波避難施設』が12カ所、『津波避難地・避難路』が20カ所の合計32カ所が建設されますが…これで、今年度中には「避難施設」が11カ所(92%)、「避難地」は10カ所(50%)ができあがることになります。
完成した2カ所を詳しく説明しますと…静波区東五丁目の「避難タワー(Gブロック)」が、ステージ高10.8㍍、避難面積120㎡、総工費2億1280万9680円、うち国費3分の2(1億4120万円)。200人の避難者を収容可能です。一昨年の議会の付帯決議によってこのタワーにも階段の脇に、18%の緩やかな勾配のスロープが付けられています。
避難地は、波津区の小堤山公園南側の秋葉神社下に完成した「波津2号 津波避難路・避難地」で、昨年末の起工式の時には、危険な石段と樹木が生い茂る暗い参道でしたが…ご覧の通り、平時は明るく安全な散歩道になる素敵な避難場所に生まれ変わりました。避難地面積645㎡、避難路の総延長83㍍、いずれも透水性鋪装と転落防止柵を施して、総工費は3754万5120円。こちらもしっかりとした避難施設計画を定めたことで、本来は助成されない国からの補助金(2分の1)を受けられました。
安全祈願祭が行われたのは、相良地区では初めてとなる避難タワー…福岡区公民館北側のKブロックと波津区樋尻川南側のLブロックの2基でした。来年3月末までの工期で完成のあかつきには、あらたに782人の住民の安心・安全が確保されることになりました。
午後からは、今年も吉田町の4カ所で、同町の商工会の若手メンバーが企画運営した「伝(でん)」という「まちおこしイベント」に子どもたちと一緒に出掛けました。吉田町内の企業が「自分たちの会社をもっと知ってもらおう!」「日ごろこの地域で仕事をさせてもらっているお礼がしたい!!」として、一昨年から始めたという手作りのイベントでした。「伝」という、名称に込められた…「自分たちの仕事、技術、伝統を『伝えたい』『伝わってほしい』」という熱い思いがよく分かるステキなイベントを父子で堪能させていただきました。
そのあとは、細江保育園の納涼祭に榛原太鼓保存会の一員で出演した長男の応援。そして最後に夕方は、自宅から徒歩7分の防災センターで開催された静波西五丁目の納涼会に、津波避難施設への国からの補助金獲得に尽力してくだった地元選出の井林代議士、同じ静波区の大井市議とともに参加。。。シニアのカラオケ愛好会のみなさんの美声を聴きながら、美味しいビールとおつまみで、長かった1日の疲れを癒しました!(笑)