熊本大地震現地報告…2日目
今朝はあいにくの雨でしたが「嘉島町災害ボランティアセンター」の2日目の受付は、予定通りに行われました。同町では、基本的には町内在住の方々を募集しています。
今も学校が休校のため「私たちもお手伝いしたい…」と地元の中学、高校生が来てくれました!
受付業務の順調な進行を見届けてから、ボランティア協会と人的つながりのある西原村に行きました。
この村も最大震度7を記録し、5人の方が亡くなるなど、甚大な被害を受けているのですが…よりショッキングな被災状況の益城町と南阿蘇村の中間にあるために、ほとんど報道されていません。
静岡県ボランティア協会では、昨日の嘉島町に続き、緊急募金で集まった義援金の中から10万円を「お見舞い金」として、お渡ししました。
こちらは大雨のため、活動中止になっていましたが…。西原村のボランティアセンターの受付に、私が東日本大震災の時に、遠野で2カ月間住んでいたボラ協の災害テントがありました! 懐かしくて涙が出そうでした。
そしてここでは、その岩手でのボランティア時代からずっと親しくさせていただいているNPO法人遠野まごころネットの臼沢良一理事長と、半年ぶりの再会を果たすことができました。
約2000㌔の遠方から、真っ先に支援に駆けつけてくる臼澤さんのような方々を尊敬します!
午後は、西原村から南阿蘇村に向かったのですが…カーナビのGPSが被災状況を反映したり、しなかったりで(笑)…次から次に現れる「通行止め」の看板に、右往左往して…行きも帰りも阿蘇山の外輪をぐるっと遠回りして何時間も迷いました。
そして今夜は、以前記者時代の大先輩の紹介でつながった県北の山鹿市の服部香代市議のお宅に民泊させていただくことになりました。
実は、この服部市議とは、昨日と今日の2日間、わが牧之原市の坂部公民館で開催された「ローカルマニフェスト推進地方議員連盟」のセミナーで“初対面”するはずだったのです。
よりによって、震災のために、同じ日程で熊本で会えることになるとは…。人生って、本当に不思議ですよね?
なお、彼女たちは本日、熊本県の被災地にボランティアに来ようとする市民ボランティアさんたちのために、山鹿市内に無料で宿泊場所を提供するだけでなく、被害の重大な益城町と熊本市のボランティアセンターまで、バスで送迎するサービスを公表してくださいました!
詳しくは山鹿市社協のホームページで…。ちなみに写真下段の山鹿温泉「さくら湯」は、こんな外観から、想像できるように超最高でした。なのに入湯料が300円! カミソリ代が50円! ロッカー代は…10円でした!