地域創生に燃えてます!
本日は「平成27年度 牧之原市議会議員研修会」がありました。
著名な〝地域創生政策アドバイザー〟の一般財団法人 地域開発研究所上席主任研究員の牧瀬稔氏による「人口減少時代のまちづくりのヒント」と「議員が提案する政策条例のポイント」という2つのテーマの講義を聴きました。
今夜は、もう1つ大きな話題もありますし、明日までに提出しなければならない定例会の一般質問の通告書もきっちり書かなければならないので…いつもより簡潔に、かなりざっくりと解説しますと…
全国のほとんどの自治体が直面している人口減少を克服するには、当然のことながら「住民を増やす取り組み」をしなければならない! 実際の人口が増えないまでも、減少幅を少なくするためには…(1)出生数の増加 (2)死亡数の減少 (3)転入者の増加 (4)転出者の減少…の4つの可能性しかないわけですが…
牧瀬氏は出生数を増やすには「『既婚者に子どもをたくさん産んでもらうこと』にターゲットを置くか、『独身者に結婚してもらうか』の2つに1つの施策の選択を明確打ち出すべきだ」とおっしゃいました。その両方を必死に取り組もうとしている牧之原市の議員の私は、最初は不思議に思いましたが…「なんでも中途半端にアピールするだけでは、住民に響かない。他市町との違いを強く訴えて、意識改革から始めていくべきだ」という説明に、少し納得しました。
転入人口が転出人口を上回る「社会増」を目指す場合も、そのコンセプトは明確でした。市外から人口を獲得するためには「奪ってくる地域」か「奪う対象層」のどちらかを明確にして…「戦略的にアピールすべし」というのです。引っ越し先を探している人々に、我が市は「何を提供できるか? 何に絞った事業を行うのか?」を明示する〝ターゲット戦略〟を展開することで、対象となる地域や世代が自然と集まってくるのだそうです。周辺自治体に右に倣えで、老若男女のすべての人を対象にした施策を実施しても、差別化ができずに効果がないというわけです。
非常に、興味深い論理でしたが…周辺や通勤圏内に「奪うことのできる」大きな人口がある大都会周辺とは根本的な立地環境が違う牧之原市では「果たしてそう簡単に、ことが運ぶかな?」とも感じました。でも、確かに「あれもこれも…」の総花的、付け焼刃的な人口減少対策を行うよりは、「1度思い切って、独自性に富んだ施策を打ち出す」ことも大切なのかな? とも思いました。
2つめの「議員が提案する政策条例」に関しては、(1)現代は、議会が政策や条例を提案していく時代である (2)住民に理解されやすいユニークな条例も相次いで誕生してきている (3)議員発議による条例の制定により、執行機関をマネジメントすることも可能になる。(4)議会も自治体と同様に、住民全体の福祉の増進、幸福感の増進に積極的に貢献することができる…というようなお話でした。。こちらは、すんなりと納得、理解できました。
本日、6月5日(日)に、牧之原市観光協会の開催する〝世界初の自転車オリエンテーション大会〟『牧之原グリーンティー・カップ2016』の第1回実行委員会が開催されました。。市内各地域、各団体から選りすぐられた精鋭のメンバーが集結し、牧之原市の活性化を目指した地域おこしイベントの成功を誓い合いました。。2月1日の決定から丸1カ月が経っても、いまだに公式発表も、私以外の人間によるインターネットでの告知・宣伝活動もない寂しい現状ですが…関係各位の奮闘で、地道に着実に準備の方は進んでいます。3月中には、すべてのルールやチェックポイント等も整備され、近日中に開設予定の公式ホームページやFacebookページ等を通じて、大体的な告知や参加者募集も始まります。。なので、今しばらくお待ちください!!
そんな中、私は最初の10分で会議を中座させていただき、焼津駅前のインターネット放送局の『やいづTV』に向かいました。牧之原市在住の人気マジシャンのYAMAさんがパーソナリティーを務める『YAMAと愉快な仲間たち』という番組で、グリーンティー・カップの告知宣伝をさせていただきました!! 下が、生放送からわずか1時間後にYouTubeにアップされた番組の映像です。。ところで、YouTubeって、最後までご覧いただけないと視聴数がカウントされないんだそうです!! なので、やいづTVさんの御厚遇にお応えするためにも…どうかみなさん!! ゲストのビジュアルのしょぼさには、目をつぶっていただいて(笑)…音声だけでいいので最後までお聴きください!! よろしくお願いいたします!
なお、映像のタイトルでは「牧之原市観光協会スーパーバイザー」と表記されていますが…諸般の事情で、本日から私の肩書は「アドバイザー」に変更されました。こちらも、昨年5月から私のブログの中だけに登場していた肩書ですので、突然の変更も、公的には何の影響もございません。「スーパーバイザー」も「アドバイザー」も、どちらも協会の人事や予算などの権限は一切ない〝無報酬の名誉職〟にすぎませんので…。