「やらなければできない」こと
できうる限り、あちこちを動き回っている…いつもの自分の行動を〝全否定〟しかねないような話ですが…(笑)
今年2回目の雨が降る本日も、県内市内各地で、でさまざまなイベントや講演会、セミナー、パーティー等が開催されていましたが、1つも行きませんでした。「実は、公私にいろいろ立ち止まって考えたいことができて…」と言えば聞こえはいいですが…まあ、正直に言って、気が乗らなかったのです。。一介の市議には、お呼びでないものも多かったですし(笑)
地方政治家の道を志してから4年近くになって気が付いたことがあります。牧之原市って市の規模の比較して、お祭りやイベントもそうですが…自己啓発系の講演や勉強会、セミナーの類が、実に多種多様です。市役所関係を始め、いろんな組織や団体がそれぞれの目的を掲げて、その道の専門家や有名人を呼んで、その方々のバイタリティーあふれる足跡や独自の手法や人生観を伺う機会が多いのです。
私もいつも、そういう場所に駆けつけて「うーん! 凄い!!」と感心したり「なるほど! その手があったか?」と手を叩いたり、大喜びで内容をブログやメルマガに書いて紹介するわけですが…どうも、そこまでで終わってしまっているような気がしてなりません!
専門家や成功者から、どんな妙案、素晴らしいヒントやアイディアを授かっても…それを実際の行動や活動に取り入れて、実行しなければ…いつまでたっても、夢は〝絵に描いた餅〟のままです。。今までも心掛けてはきたつもりですが…「〇〇に行きました!」「××さんにお会いしました」「とても勉強になりました」「頑張ります!」で終わってしまうような中身のない記述、そしてそこで学んだはずのことを活かせないような活動は、これからは厳に慎みたいと思います。
昨夜、父から万年筆をもらいました! なので、超久々に自分のサインを書いてみましたが…明らかに字が下手になっていました。
学生のころは…横文字の手紙を書くのは万年筆でしたけど…記者時代にボールペン派に転向。。そして、今ではPCとスマホで…字を〝打つ〟ばかり…。筆記用具で紙に書く機会は、会議中にメモを取る時だけになってしまいました!
そういえば…今の子どもたちは、学校で筆記体を習わないんですってね? 高1の長男が「おー! なにそれ? 万年筆?? 初めて見た!」と驚いていました。私が高校生のころは…「いつか外国に行って、カッコよく署名したいな!」と夢見て、毎晩サインの練習をしたものですが…。
本日、某所で「最近、村上春樹のノルウェーの森の〝英訳本〟を読んでいる」という69歳の「博学ライオン」のSさんと、この話題で盛り上がりました。「今の子どもたちは、英語の辞書を引かないし、ブロック体でしか書けない! これじゃあ勉強が楽しいわけないよね? 〝愛してる〟なんて…万年筆でなけりゃあ…筆記体でなきゃ書きたくなかったよな?」とSさん。
「まったく、同感です!」