沖縄の雪と宜野湾市長選
突然、全国的に強烈な寒さがやって来ましたね? 真夜中の今のわが家の外の気温は氷点下4度です!ほんの1週間前までは、記録的なポカポカ暖冬だったのに…自然というのはやはり、人知の及ぶところではないですね?
日本上空を西から東に吹き抜ける偏西風が、大きく南寄りに蛇行!! 上空1500㍍で氷点下12度以下の寒気が列島上空全体を覆ってしまっているそうです。さらには、今回のこの極端な偏西風の蛇行、北極上空にある最強の寒気を赤道方向に引き下げているだけでなく、強風でちぎれた寒気が分断されて渦を巻く〝寒冷渦〟という現象が発生。この寒冷渦が次々と、列島を通過し、全国に記録的な強風や大雪をもたらしたのだそうです。
北海道から九州まで、もれなく大雪となったばかりか…南国の鹿児島県奄美大島でも115年ぶりに初雪!! 沖縄県名護市では、沖縄本島では、気象庁の観測史上初めてとなる「みぞれ」を観測しました。みぞれは「雪」に区分されるそうですので、まさに歴史的な1日となりました。沖縄の海岸では、寒さで沢山の熱帯魚が仮死状態になって打ち上げられ、台湾では寒さが原因で58人の方が亡くなり、生簀(いけす)の養殖魚は全滅したそうです。
でもでもでも…ですよね? わが牧之原市の臨海部では、確かにとっても寒いけど…やっぱり雪が降りません!! 偏西風を遮って雪を降らせるような山脈から離れている上に、沖を暖流の黒潮が流れているという地理的、地形的な条件が一番の原因でしょうが…やはり、これは特筆すべき状況、もっともっと日本全国に知れ渡ってもいい、知れ渡ってほしい!! スゴいことではないでしょうか??
日本全国が真っ白な雪に覆われて…交通機関の運休や大混乱、雪かき時の転落や登下校や通勤時のスリップや交通事故で死者やケガ人が続出している最中にも、この街では晴れ渡った空の下、のどかに渡り鳥がエサをついばみ、公園では梅の花が見ごろになっているのです。
たとえ、子どもからお年寄りまで、心の中では「こんな時ぐらい、ちょっとくらい雪が降ってもいいのに…」と思っているとしても(笑)…雪害とは無縁の牧之原市民は、やっぱり幸せですよね? 家の水道管が凍結して、トイレの水が流れませんが…散歩の際に氷に足を滑られて、足首をねんざしましたが…(笑)
ところで、大寒波とは関係はありませんが…米軍普天間飛行場の返還・移設問題が争点だった沖縄・宜野湾市長選は本日24日に投開票され、名護市辺野古移設を進める現職の佐喜真淳氏(51)が2万7668票を獲得し、元県幹部で翁長県政与党の支援を受けた新人の志村恵一郎氏(63=2万1811票)を破り、再選を果たしました。大接戦という下馬評を覆し、5857票もの大差がついたのは…「寒さで有権者が外出を控えてしまい、無党派層の浮動票が出なかったのかな?」とも思いましたが…投票率は68.72%で4年前の前回よりも4.82%も高かったそうです。
異常気象の解説と同様に…選挙の予測も、マスコミは事前に、正確な情報を伝えてくれません。覚えておいてください!