芸術の秋…映画の魅力を実感
11月だというのに…今年は、ちょっと信じられないほど暖かいですね?
数日前、家のベランダの鉢植えの葉の上で、ちょっと疲れた感じの大きなカマキリ(蟷螂)が、のんびりと日向ぼっこをしていました。「この時期にしては珍しいな…」と思いつつ写真を撮りながら…ふとイソップ物語の「アリとキリギリス」のお話を思い出しました!(笑) カマキリは、キリギリスとは違いますけど!!(笑)
霜月や 蟷螂独り 日溜まりに ~ 夏炉
ここからは蛇足ですが…スペイン語では、カマキリを「Mantis (religiosa)」と言います。これは元々はギリシャ語で…「マントを着た預言者」から来ています。また、特に中南米では「Santa Teresa」(聖女テレサ)と呼んだりします。外見とポーズが「修道服を着て祈っていた尼僧…のテレサさん(笑)」みたいだからです。
中国や日本でのカマキリに対する認識やことわざとは全然違って、面白いですよね?? ちなみに、私は「蟷螂の斧」の故事が好きです。
さてさて、本日は息子2人を連れ、車ではるばる東京まで行ってきました。ハリウッド映画公開30周年記念の『BACK TO THE FUTURE In Concert 2015』というイベントでした。
小学生だった5年前に、私の買ってきたDVDを観て以来、すっかり〝バックトゥーザフューチャーおたく〟になってしまった次男の懇願でした。最初は彼と2人だけ行くつもりで、大人気の高価で希少なチケットを2枚買ったのですが…それを聞いた長男も行きたがってしまって…結局、私はただの送迎役でした!(笑)
午後イチで出発したのですが、途中から連休最終日の大渋滞!! ヤキモキしながらやっと開演20分前に到着したわけですが…駐車場前の交差点で、な、な、なんとホンモノのデロリアンが…信号待ちをしてました!! すかさず次男は、40代のIT企業社長風のオーナー夫妻にお願いして、写真を撮らせてもらい…「スゲ~や!東京! オレたちツイてる! テンション上がってキター!」と大興奮でした。
2時間半のイベントは、東京国際フォーラムの大スクリーンに映し出される「BACK TO THE FUTURE」の進行に合わせた80人の大オーケストラの生演奏を聴く…というコンサートだったそうで…このシリーズを生まれて初めて、テレビ以外で観た息子たちには強烈な体験だったようです。
終了後も次男は、全国から集結した〝同志たち〟と屋外に展示してある映画のデロリアンの周辺で、ひたすら記念写真に励んでいました! この情熱と積極性を少しでもいいから、これからは勉学にも注いでほしいと思いました。
それにしても映画の力ってスゴイでよね? 再三、この場でも取り上げていますが…牧之原でも映画やテレビドラマ、CMなどの撮影に場所やエキストラを提供したりして協力している『静岡まきのはらフィルムコミッション』がありますが…この組織の活動をもっと支援、拡充して「いつからハリウッドの大作映画のロケになれば、素晴らしいだろうな!!」と…いつもの〝妄想〟を最大限に膨らませながら、先ほど無事に帰宅しました。