牧之原プロレスに参戦!?
明日22日(日)に、市内外84の事業所・団体による104のブース・スポットの出店で華々しく開催される『まきのはら産業フェア2015』。その会場の脇の相良中学校剣道場内特設リングで、正午から『牧之原プロレス(MPW)』が登場します!(入場は11時30分~)
ボクシングのエキジビションマッチや提携する名古屋の東海プロレス提供のタッグマッチのなど後のメーンイベントで、『MPWヘビー級暫定王座決定戦(60分1本勝負)…ハリケーン鬼刃(きば=40)-鹿目伸也(21)戦』が、行われます。
「ん? 『牧之原プロレス』って何?」と思ったあなた! 美しい海・山・川に大茶園、そして富士山静岡空港…素晴らしいものが何でもそろっている牧之原市には、何と〝プロレス団体〟まであるんですよ!! 資金難、選手難などの諸般の事情で近年は休眠状態だったため、団体としての興行(いつも無料ですが…)は、一昨年8月のい~ら大会以来となりますが…熱狂的プロレスファンの沖本登志春代表(52)以下、選手・スタッフの意気込みと思い入れは、上の写真の通りです!(笑)
そんな彼らの1年3カ月ぶりの〝復活〟を、元某スポーツ紙バトル面の敏腕担当記者だった私が、黙って見過ごすはずがありません!!(笑) なので、大会前日の本日午後、リングの設営のお手伝いも兼ねて取材に行ってきました! 団体初の屋内開催の会場・相良中剣道場は、ライバル榛原中の大将だった私にとっては、とても思い入れの深い舞台です。実に35年ぶりに訪れた道場の壁には、その後高校で仲間となる同期のライバルや後輩たちの名札がずらりと並んでいました。
そんな懐かしの舞台で感慨にふけっていると…予定より1時間も遅れて、リングの器材がトラックで運ばれてきました! 噂には聞いてはいましたが、そのサイズと重量をこの目で見てビックリ仰天!! 本物のプロレス団体の使うリングとなんら変わらない…というかへたなインディー団体のものよりずっと超豪華な高級リングだったからです!!
「オレはプロレス大好きだからさ! とにかく形から入りたかったんだよ!」と笑う沖本代表によれば、このリングの製作費は250万円!! 設計者に依頼してプロレスリング・ノアのリングとまったく同じサイズ、素材で作り上げたというのです。5年前の牧プロ設立時には、道場の改装やトレーニング器材などにも多額の私財を投じて「貯金はすっからかん! 今は借金だらけだよ」という豪快な沖本代表の〝男気〟に感心しました。
2時間以上かけてやっと完成したリング上で、誇らしげなMPWのみなさんの表情を見て…「明日の本番には満員のお客さんが来て、盛り上がるといいなぁ…」と思いました。不肖ワタクシも、そのために「何かできることをしよう!!」と心に誓いました!
乞うご期待!!(笑)
◆牧之原プロレス(Makinohara Pro-Wrestling) 2010年(平22)8月、沖本登志春代表が「本当の強さとは、優しさである」を理念に設立した榛南地域発のローカル〝アマチュア〟プロレス団体。同年11月の「まきのはら産業フェア」が初興行。平日の19時から、プロレスに限らず、総合格闘技、ボクシング、キックボクシングもトレーニングできる。他団体もうらやむ豪華なリングと練習道場、練習器具を誇る。プロレス部門の所属選手は現在4名。認定タイトルであるMPWヘビー級王者は『お茶の化身TSUKASA』だが、今回はケガで欠場。選手・練習生は随時募集中。お問合せ先は有限会社トシズ(担当:沖本0120-15-1043 =平日9~17時)。住所は牧之原市堀野新田237-3。
<道場での練習風景>